子供の行動が遅くてイライラしてしまう時には、どうするか?

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歯磨きが遅い子供

子供の行動に対して「遅い!」と感じたことがある親御さんは、少なくないはずです。本来子供は何にでも時間がかかるもの。それを非難したり急かしたりしたくなる気持ちは分かりますが、それが逆効果になることもあるのです。

 

行動が遅いのは長所でもある

子供の姿を見て「どうしてこんなにモタモタしているのかしら!」とイライラすることはありませんか?特に器用な人や気が短い人は、子供のやることを見てじれったく感じるようです。イライラする気持ちも分かりますが、我が子が一生懸命に頑張っている時は、じっと見守ってください。

 

そして、どうにかこうにかやり遂げた時には、自分の力でやれたことを認め、ほめてあげましょう。「頑張ったね」の一言でもいいのです。親御さんのその言葉を聞いて、子供は「自分の力でやれたぞ!」と自信を持つことができ、その体験が積み重なって、徐々に早くできるようになっていくものです。

 

そもそも、どんなことでも早ければよいというものではありません。何かをするのに時間がかかるということは、裏を返せばとても丁寧な作業をしているとも言えます。手を抜かずにやろうと思えば、だれでも時間がかかるはずですね。

 

何をするにも時間がかかる、という面を否定的に捉えると「どうしてそんなにのろまなの!」と言いたくなってしまいますが、肯定的に捉えれば「何に対しても精いっぱい取り組む子なのだ」と考えられます。まずは行動が遅いことを長所として捉えるよう、親の見方を変えていきましょう。

 

子供にやり方を教える時はアドバイスの言い方で

子供の行動が遅い時、よく観察してみると、時間のかかるやり方をしていたり、余計な動きがあったりということがあります。それに気づいたなら、教えてあげるべきでしょう。

 

でもその時に「こうしなさい」と命令口調になったり「こんなことをしているから遅いのよ」と非難めいた言い方になったりすると、子供はきっと素直にやり直すことができませんし、何よりやる気をなくし自信を失うでしょう。

 

「こうしてみたらうまくいくと思うよ」というアドバイスの言い方で教えてあげれば、きっと子供もそのアドバイスを受け入れやすくなるでしょう。もちろん、親が勝手にやってあげてしまわないよう、注意してくださいね。

 

言い方に気をつける

子供の行動が遅いと、ついイライラしてひどい言葉が口から出てしまうことがあるでしょう。「あなたは本当に不器用ね」「へたくそだね」などと言われて育った子供は、自分がそのような人間なのだと思い込み、自信もやる気も失ってしまいます。そうなると、行動のスピードはますます下がるばかりです。

 

ところで、親が子供に対してよく言う言葉のナンバーワンは、「早くしなさい」だということをご存知でしたか?一日に数回言う程度だと思っている親でも、実はその5倍以上はこの言葉を口にしているのだという調査結果もあります。

 

「早くしなさい」を、一日に何度も、そして毎日のように聞き続けていると、次第にその言葉を聞き流すようになってしまいます。つまり、「早くしなさい」と言われても急ごうという気にならなくなるということです。「早くしなさい」という言葉は、子供が自ら伸びる力を失わせる言葉だと言えます。子育てにおいては禁句だと言えるでしょう。

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