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臨月の生活の鉄則!

臨月生活

臨月にはどのような生活を送ればいいのでしょうか?注意すべき点を中心に説明していきたいと思います。

 

臨月に入ったらどのように過ごす?

■なるべく外出はやめましょう

臨月に入ったら、お腹はしばしば張りますしどのタイミングで陣痛・出産が始まるかが分かりません。なるべくなら外出は避けるようにしたほうがいいでしょう。

 

長いあいだ歩いたり同じ姿勢で乗り物に乗るといったことも避けた方が無難です。むくみの原因になるほか、疲労してしまうことで陣痛が誘発されることがあるからです。里帰り出産で長距離を移動するような場合は、臨月になる前にしておくべきです。

 

■運動は欠かさず体力をつけておきましょう

外出は避けるべきとはいえ、出産の際には体力が要りますので運動をして体力をつけておくことが必要になってきます。また、家にこもりがちになるとストレスがたまったり不安になったりしがちですので、気分転換をするためにも運動するようにしましょう。

 

ただし、体調の悪い日にまで運動するようなことは避け、また無理のない程度に運動するようにしましょう。

 

■臨月太りに注意

臨月に入って子宮が下の方に下りてくると、今まで子宮に圧迫されていた胃が圧迫されなくなるために胃部不快感がなくなり、食欲が出てくる人がいます。

 

せっかく臨月になるまで問題なくきたのですから、最後の最後で油断して体重を増やしてしまい、妊娠高血圧症候群になってしまったりしては元も子もありません。

 

そういったトラブルに見舞われなくとも、太ってしまうと陣痛が弱くなったり出産にかかる時間が長くなってしまったりすることがあります。体重管理には最後まで気をつけましょう。

 

■健診は毎週さぼらずにきちんと行きましょう

臨月に入ると、健診が週1回になります。子宮口の変化、赤ちゃんの状態など、どの程度出産が近づいているかやトラブルの兆しがないかなどを把握するために必要ですので、健診には欠かさず行くようにして下さい。また、何か異常を感じたような時には検診の日を待ったりせず、産科にすぐに連絡することも大事です。

 

■体を冷やさないようにしましょう

この時期になると血の巡りが悪くなるため、四肢に冷えが出ることがあります。体が冷えるとお腹の張りが出やすくなったり、おしっこの頻度が増したりといろいろな問題の原因になります。体を冷やさないように衣服を調節したり、体を中から温めてくれる食品を食べるなど工夫して冷え対策をしましょう。

 

■セックスはできるだけ避けて

精液の中にはプロスタグランディンと呼ばれるホルモンがあり、これは子宮を収縮させるという働きを持っています。また、この時期お母さんの体の免疫機能が下がっていますので、細菌に感染して破水を招くおそれもあります。できるだけセックスは控えましょう。

 

■安静が必要なことも

前置胎盤、前期破水、多胎妊娠のほか早産の危険性があったりする場合には安静を取るようにという指示が出ることがあります。子宮口が大きく広がってしまっていたり、相当程度破水が進行しているような時には安静にするための入院措置がとられることもあります。

 

入院ではなく家で安静にする際には、家事なども必要最低限のものにとどめてなるべく体を横にして休むようにしましょう。

 

■睡眠が不規則になったら

出産が近づくと痛みや頻尿など体に表れる症状によって眠りが浅くなったり不規則になったりしがちです。きちんと眠れなくなってもあまりそれをストレスと感じないようにし、赤ちゃんが生まれてからのリハーサルとでも考えて乗り切りましょう。

 

もし昼間に眠くなった場合には遠慮せずお昼寝で睡眠を取ることです。

 

■赤ちゃんの名前を決めよう

出産したら、子供の名前を自治体に届けることになります。提出には14日という期限がありますので、出産してから考えていると間に合わなくなってしまうかもしれません。

 

このため、名前は臨月の間に決めておくといいでしょう。臨月にもなると性別が分かっていることが多いですが、思っていたのと逆だったというようなことも起こりますので男女それぞれの場合の名前を考えておくとよいのではないでしょうか。

 

名前は赤ちゃんに最初にあげるプレゼントです。お父さんとお母さんで楽しみながら考えてみるといいでしょう。

 

■難産になるのではと不安なときには

母親や家族などが出産したときに難産したような場合、自分も難産になるのではないかと不安になる方もあるかと思います。やはり家族ですので、骨盤の広さや体質など難産になりやすい部分で遺伝するところがあるのは事実です。

 

しかし、たいていの場合赤ちゃんの成長度合いなどによって出産がどうなるかは変わってきます。同じ人でも一人目は安産だったのに二人目は難産だったなどということもあるぐらいですから、難産になると決まったわけではありません。神経質になってストレスをためるようなことのないようにしましょう。

 

出産シミュレーションの重要性

出産は一大事ですから、初産ともなれば不安になってしまうのも無理はありません。しかし、こうした不安によってストレスがたまると体がそれに反応してしまい、お母さんの体はがちがちに緊張してしまいます。

 

そんなふうにしてお母さんの体が緊張していると、陣痛が起きにくくなってしまったり、赤ちゃんが産道を通って外に出てきにくくなったりしてしまいます。

 

このような出産に対しての不安や緊張を防ぐためには、まず出産がどんなふうに行われるのかの流れや、その過程で体がいつもとどんなふうに違った状態になるのかなどをよく知っておくことです。何がどうなるのかが分かれば不安も解消するからです。

 

出産は何も特別なことではなく、睡眠などと同じく自然の反応です。お母さんの体の状態も赤ちゃんが生まれてくるのも、それに相応しい状態になったところで起こってくることなのですから、あまり不安になったり緊張したりせずに流れに任せるつもりで迎えるようにするといいでしょう。

 

出産はお母さん一人でするものではありません。赤ちゃんとの共同作業のつもりでのぞむようにしましょう。

 

緊張を解いて力を抜くやり方

体の緊張を解くためのこつは、きちんと意識しつつ体から力を抜くようにする点にあります。簡単な緊張のほぐしかたを見てみましょう。

 

体を横にしてあおむけの体勢になり、その状態で四肢に力を込めます。そのままゆっくりと呼吸してから込めていた力を抜いてください。そうすることで、体が緊張している状態と体が弛緩している状態がどんなふうに違うのかの感覚をつかむようにします。

 

続けて好きな体勢で座り、息を静かにはき出しながら、四肢の力を抜いていきます。手足がだらりとするようなイメージです。力をうまく抜けないようなら、やりやすい姿勢を探してみてください。

 

最後にあぐらをかいて座り、ゆっくり深く呼吸します。落ち着いた気持ちになってきたら、赤ちゃんが産道をゆっくり出てくる様子を思い描いてください。このようにして出産について思い描いていると不安や緊張が解消してきます。

 

なお、陣痛が始まってからも体の力を抜くようにすると少し楽になりますので、今から練習しておきましょう。

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