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我が子の話だけを聞いて判断してはダメ!

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親子で会話

学校から帰ってきた子どもが、「○○ちゃんにひどいことを言われた…」などと話し始めたら、どんな親でも心配になり、相手の子どもに対して良い感情を持てなくなるでしょう。しかしちょっと待ってください。我が子の話だけを聞いてすべてを判断するのは危険です。では、こんな時はどのように話を聞いていったらよいのでしょう。

 

子ども同士のトラブルは、できるだけ客観的に事実をとらえる

我が子が友達とのトラブルについて話し始めたら、まずは冷静に事実をとらえるようにしましょう。親にしてみれば、子どもが泣きながら話したりしようものなら、つい感情が高ぶり、子どもの言い分をそれだけが事実のように感じてしまうものです。ですがそこは少し頭を冷やして、客観的に事実をとらえるように気をつけてください。

 

子どもだけでなく大人でも同じなのですが、自分の意見をいう時には、あくまで自分の感じ方によって判断して言うものです。だから、我が子が主張していることは、我が子の主観的な意見であり、友達にはその子なりのとらえ方での意見が必ずあるということを忘れてはいけないのです。

 

子どもであれ大人であれ、みんな自分を守りたいもの。我が子の言うことだけは本当だと考えていると、蓋を開けてみたら大きな勘違いだったということになりがちなのです。

 

それに、子どもは客観的に物事を見るということはかなり難しいもの。どこか一点だけをとらえてそれがすべてのように感じてしまうことも多く、そうなると、決して本人はウソをついている感覚はないけれど、事実とは異なったものの見方をしてしまうことが往々にしてあるのです。

 

ですから、我が子の言うことだけを聞いてすべてを判断するのはとても危険なのです。必ず友達の話も聞き、第三者である子の意見も聞いて、やっと事実関係が明らかになります。その上で判断しなければなりません。

 

とはいうものの、友達やその状況を見ていた他の友達にまで、親が話を聞きに行くというのは、現実的ではないと言わざるを得ません。わざわざその子の家にまで出向くのも難しいですし、今は個人情報という問題から、クラスの連絡網がない場合もあり、電話で訊くこともできないことがあります。

 

ではどうするかと言うと、担任の先生に相談してみるのが一番なのではないでしょうか。こういうことはなるべく早めに相談したほうが良いようです。お子さんが友達とのトラブルを話してきたら、お子さんの話をよく聞いたうえで、なるべく早く担任の先生から事情を聴くことをおすすめします。

 

友達とのトラブルを自分で解決する力をつけるには

子どもが友達とトラブルになっている時は、子どもの話ばかりを聞くのではなく、相手の子や第三者的な子、担任の先生など、いろいろな視点からの情報を得ましょう。そうすることで、事の真相がはっきりします。その上で、ではどうすればよいかを考えるようにしましょう。

 

ですが、子どもが友達とのトラブルを訴えてきたとき、いつもこの方法をとらなければならないわけではありません。むしろ、こればかりだと、友達とのトラブルを自分で解決する力がつかないままになってしまうかもしれません。ですから、小さなトラブルなのであれば、お子さん自身で解決できるような方法をとることをおすすめします。

 

具体的なやり方はこうです。お子さんが友達とのトラブルの話をし始めてきたら、まずはしっかりと子どもの話に耳を傾け、共感してあげてください。そうしたら次には、相手の気持ちや立場を想像できるような言葉かけをするのです。例えば「その時、その友達はどんな気持ちだったのかな」とか「あなたにいけないところがあるとしたら、どんなところだと思う?」という風に。

 

子どもでも大人でも、自分の言いたいことを全部吐き出して、それを受け止めてもらうと、少し冷静に事態を見たり、自分を見つめなおしたりすることができるようになるのです。ですから、親からの問いかけに対して「そういえばちょっときつい言い方をしてしまったのかも…」などというように、最初は気づかなかった自分の落ち度が分かってくるかもしれません。

 

相手を責めるだけでなく、自分を反省する気持ちが生まれてくれば、明日もう一度話し合ってみようとか、自分から謝ってみようというような解決策が、おのずと生まれてくるのです。

 

子ども同士のちょっとしたいさかいは、どちらかが100パーセント悪いわけではないことが多いものです。ですから、自分を冷静に振り返ってみれば、互いに歩み寄って解決する方法が生まれることもよくあるのです。きちんと自分を振り返り、解決策に気づいて実際うまくいった時、この経験はその子の成長にとってとても貴重なものとなるはずです。

 

もちろん、いつも両者に少しずつ悪いところがあるわけではなく、どちらか一方が確実に悪いと言える場合もありますので、子どもが話してきた内容によっては、この方法は使えません。その辺の見極めが必要だと言えるでしょう。

 

どちらにせよ、自分の子どものいうことばかりを全て信じてばかりいては、事態を正確に把握することはできません。様々な方面からの情報を集めて、本当のところをしっかりと理解することは必須なのです。

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