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担任の先生がネガティブな人だった場合の対処法

ネガティブな教師

今は、ほめて育てるということが、子どもへのかかわり方として主流になっているようです。でも、現実的には、全ての大人がそういう姿勢でいるわけではありません。ポジティブな人もいればネガティブな人もいて、自分自身に対してだけでなく、他人に対してもネガティブな目で見てしまう人もいるのです。

 

そんなネガティブな人が、我が子の担任の先生だった場合、どのようなことが起こるでしょうか。そして、あなたはどうするでしょうか。

 

ネガティブな先生の言うことを鵜呑みにしない

ネガティブな人というのは、どこにでも存在するものです。時には、我が子の担任の先生がネガティブな人である場合もあります。そうすると、どのような状況になる可能性があるかと言うと、先生から我が子の悪い点ばかりを指摘されるかもしれないということです。

 

小学校では、個別面談や連絡帳を通して、我が子の様子を先生から聞くことになるでしょう。その時に、「忘れ物が多いようです」「授業中に私語ばかりしています」「好き嫌いが多く、給食を食べ終えるのにとても時間がかかります」などと、マイナス面ばかりを指摘されたら、あなたはどうしますか?

 

きっと、とてもつらく感じるでしょう。伝えられた手段が連絡帳であれば、まずは子どもに本当にそうだったのか確認しなければなりません。そして本当だったのならそれなりに注意をすることでしょう。そして先生には連絡帳で返事を書くのではないでしょうか。

 

それが頻繁だったなら、かなりの手間になりますし、何よりも、子どもを叱る回数が増えて、親子共々嫌な気持ちになることが多くなるでしょう。これはあまりよいことではありません。このような先生が担任だった場合、どのようにしたら、子どもにも親御さん自身にも精神的負担がなくなるのでしょうか。

 

まずは、先生からでも子どもからでもなく、自分の目で真相を確かめましょう。最近はどこの学校でも、保護者が必要な時にはいつでも参観できるようになっています。ですから実際に学校に赴いて、給食の時間に本当にそんなに時間がかかっているのか、授業中にお話をしてばかりいるのかを自分の目で確認することができます。

 

連絡帳を通してではなく、直接担任の先生と話をすることもできます。そうしてみたら、案外その先生はそれほど深刻に考えて書いたことではなかったということもあるものです。また、他のクラスで話しやすい先生がいるのであれば、事情を話して、担任の先生とその先生とで、何気なく、我が子の話題をしてもらうようにお願いするのも一つの手です。

 

学校に行くのは勇気がいる、という場合は、我が子の友達に「うちの子、授業中おしゃべりばっかりして先生に注意されてないかしらね」などと、何気なく尋ねてみるのもいい方法です。同じクラスで仲の良いお母さんがいるのであれば、そのお母さんに事情を話して「○○ちゃんに、うちの子が授業中本当にそんなにしゃべってばかりいるのか、聞いてもらえないかしら」などとお願いすることもできます。

 

もしかしたら、お子さんが特別に悪いわけではなく、割とどんな子どもに対してもネガティブにとらえるタイプの先生なのかもしれません。ですから、先生がどのような人なのかを調べることも大切です。昨年度は何年生の担任だったのかを調べ、その時に受け持たれていた子どものお母さんと知り合いであれば、その人から詳しく様子を聞いてみましょう。

 

もちろん、我が子と同じクラスの子どもで、同じように悪いことばかり書かれている子はいないかということも調べる必要があります。案外いろいろな子どもに対してこのような態度をとっているのかもしれませんから。

 

このように、自分でいろいろな情報を集めて、先生の言っていることが本当に深刻なことなのかどうかを判断することが大切です。やってみて、本当にうちの子には何か問題がある、これは親サイドからも何か対処をしなければと思うかもしれません。そうなったら、担任の先生と密に連絡をとり、これからどうしたらよいかを共に考えていきましょう。

 

調べた結果、どうも先生はネガティブな性格で、会話ではまず悪いところから始めるという人であるらしいとわかる場合もあります。そのような性格なのであれば、お子さんだけでなく、他の子どもの連絡帳にも同じように悪い点ばかりを書いていることでしょう。

 

なぜそのようなことをするかと言えば、その子の悪いところを改善してやらなければという思いがあるからと理由がほとんどです。たいていは精神的なダメージを与えてやろうと考えているわけではないはずです。それでも結果として、あなたやお子さんはきっと苦痛に感じることでしょう。先生はそう思われるということが分からずにやっているのかもしれません。

 

子どもをネガティブな目で見てしまう大人たち

人間には、何でもポジティブにとらえられる人と、逆にネガティブにとらえてしまう人とがいます。先生や親など、子どもと直接かかわる大人たちも同様です。

 

物事をネガティブにとらえる先生や親は、個別面談や連絡帳などで相手に何か伝えるとき、いつも子どもの悪いところをまず伝えてしまいます。

 

本当にその子に何か問題があり、そのことについて親と担任の先生が協力して対処を考えなければならない場合であればそれでいいのですが、そんなに取り立てて言うほどでもないことを言う癖がある大人がいるのです。

 

自分がネガティブにとらえてしまったところを、誰かに伝えることですっきりするのでしょうか。もしかしたら、子どもに対してだけでなく、万事においてネガティブな性格なのかもしれませんね。しかし、それで一番困るのは誰でしょう。そう、ほかならぬその子どもです。

 

子どもの悪い点について、毎日のように連絡帳に書いてきたり、電話で伝えてきたり、顔を合わせるたびに話したりする親や担任の先生は、実際にいるものです。決して珍しいことではありません。

 

ネガティブな先生にはこう対応しよう!

「授業中うわの空で、全然話を聞いていません」「給食中におしゃべりばかりしていたので時間内に食べ終わることができませんでした」「体操着に着替えるのに時間がかかり、体育の授業に遅れてきました」…。毎日のように、担任の先生がお子さんの悪いところを連絡帳に書いてくる場合、本当に書いてある通りお子さんに大きな問題があるのか、それとも単に先生がネガティブ思考な先生なのか、そのどちらかでしょう。

 

本当にお子さんに問題があるなら、先生と親御さんとで話し合い、解決策を考えていかなければなりませんが、先生の性格的なことが原因としてあるならば、その対策はただ一つ。「気にしすぎないこと」これに尽きます。

 

連絡帳に書いてきた場合、返事を書かなければならないでしょうけれど、その時もそんなに深く考えず相槌を打つ感じで書けばいいでしょう。「そうなんですよね~」などと軽く受け止める感じで書けば、先生も「わかってもらえた」と感じてそれ以上は言ってこないでしょう。いつも同調するのが嫌であれば、書かれたこととは全く関係のない質問などを書いてごまかしてもいいのです。

 

相手の言うことを正面から受け止めて、下手に反論しようものなら、親を見る目までもネガティブになってしまう可能性大です。それくらいなら適当に肯定しておいたり、全く関係のないことを書いてごまかしたりする方がましでしょう。

 

絶対にやってほしくないのは、先生のネガティブな空気に流されて、親が子どもを見る目までがネガティブになってしまうことです。「そういえば家でも私の言うことなんて聞いているんだかいないんだか…」「少しは外で運動してもらいたいのに、家で絵を描いたり本を読んだりしてばかりだし…」などと、今まではそんなに気にしてなかったのに、悪いところ探しをするような目で子どもを見るようにならないでほしいのです。

 

そうなってしまったら、学校では先生から、家に帰ったら親からも悪いところばかり探されて、子どもにとってはとてもつらいことでしょう。担任の先生のネガティブな空気に飲み込まれないことです。子どもが家ではどんな悪いところがあるのかなど、わざわざ見つけて伝える必要は一切ないのです。

 

逆に、子どもが家で見せる良い姿を、連絡帳で担任の先生に報告してあげてほしいものです。そうすることでもしかしたら、相手は親のポジティブな意見に合わせるために、学校でのよいところを探そうとしてくれるかもしれません。

 

子どもの周囲のネガティブな大人は、先生ばかりにいるのではありません。親にも、同じようなタイプの人はいます。連絡帳で、あるいは先生にあった時に、つい「うちの子はこんな様子なので困ってしまいます」ということばかりを言ってしまうことはありませんか?そんな時、もしも先生がその意見を適当に受け流し、「学校ではこんないいところがあるんですよ」と教えてくれたら、親が子どもを見る目も変わるのではないでしょうか。

 

実はこれは、全てのネガティブな人への対処法になります。ネガティブな人は、ネガティブな話題ばかりをするものです。そんな時は、その意見にいったんうなづきながらも、その空気に流されず、自分はポジティブな見方を貫くのが一番です。そして、たまにネガティブな人に対してポジティブな話題を持ちかけるようにするのです。

 

これを続けていけば、相手のネガティブな空気に飲み込まれずにいられるうえに、相手がポジティブな話に同調してくれることもあるのです。

 

担任の先生が我が子をネガティブな目で見たとしても、あまり気にしすぎないことです。相手の意見は一旦受け止めておきながら、自分の価値観は乱されないようにするのです。そうすることで、人に影響されすぎず、自分のやり方で子育てを謳歌することができるのです。

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