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いろいろなことを楽しめる女の子は学力も上がる?

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お手伝いを楽しむ女の子

勉強というのは基本的に嫌なものですが、嫌嫌勉強をしてもあまり学力は伸びません。できれば子どもが勉強に楽しさを見いだせるようにした方がいいわけですが、それにはどうすればいいのでしょうか。

 

女性はいろんなことを楽しむのが得意

あくまで大まかな傾向ですが、男性と女性を比べると、女性のほうがなにかを楽しむことが得意なようです。男性は自分が楽しいと思うことにはとことん打ち込むようなところがありますが、自分が楽しいと思えないことについては嫌なことと決めつけてしまうことが多く、結果として楽しんでできる分野が減ってしまいがちです。

 

この点、女性は始める前にはたいして興味が無かったことでも、初めて見るとそこに楽しみを見いだし、おもしろくやっていくことができるという特徴を持っています。

 

こうした違いは、子どもを対象に据えたようなイベントに子どもと一緒に出かけたときなどにはっきりと現れます。

 

このようなイベントに父親がいった場合、始めから終わりまでその内容に興味を引かれることもなく、子どもが楽しんでいるのを尻目に脇の方で座って退屈そうにしている、といったようなことが多いものです。ところが母親がいった場合は、最初のうちは何とも思ってなかったものが、子どもと一緒にやっていくうちにだんだんとおもしろく感じるようになり、最後の方では子どもよりも熱中してしまうといったようなことが起きたりします。

 

父親は家に帰ってからつまらない一日を過ごしたなと言って疲れ果ててしまいますが、母親は子どもと一緒になって楽しんでこれるのです。いったいどちらが得をしているでしょうか。あきらかに母親の方が得をしているのではないでしょうか。

 

創造的な人ほどいろんなことを楽しめる

このように、何かを楽しむことができるかどうかというのは、その人の人生が楽しいものになるかどうか、ということも左右するものになってきます。充実した人生を送ることができるかどうかに関わってくると言ってもいいでしょう。

 

いろんなことに対して楽しみを見いだせるということは、つまらないと感じたり嫌だと思ったりすることが少なくなる、ということを意味します。

 

指摘するまでもないかもしれませんが、数十年に及ぶ人生のなかで起きることすべてが楽しいことだったりうれしいことだったりするわけではありません。当然ながらつまらないと感じることも多いですし、嫌なことや苦痛なこともあるでしょう。むしろ楽しいことの方が少ないかもしれません。

 

そういったつまらないことや嫌なことを一から十まで避けて生きることができればいいのですが、現実にはそうもいきません。つまらないこと、嫌なこと、苦痛なことであってもどうしても避けては通れない、といったものごとのほうが多いのが人生です。であれば、つまらないとか嫌だと言わずに、そうした活動に興味を感じたり楽しみを見つけたりすることの方が何倍も現実的なのではないでしょうか。

 

こうした活動の代表例として、家事があります。汚れものを洗濯してかた付けたり、部屋の掃除をしたりといった作業は面倒くさく、興味を持てない人にとっては苦痛でしかないかもしれません。しかし、そういった活動でも見方を変えてみたり新しい工夫を考えたりすることで、退屈だったものがいつの間にか楽しいことに変わってしまう、というような経験をされたことがある方もいるのではないでしょうか。

 

こうしたことは仕事についても言えます。あふれんばかりの書類に囲まれ、無味乾燥な数字をチェックするというのは確かにあまり楽しい仕事とは言えないかもしれません。しかしそれを退屈であり苦痛だと感じなくする方法もないわけではありません。

 

たとえば書類をどうにかして効率よく素早く片づけられるかを考えて実践したり、無機質な数字の並びから何か大事なことを読み取るための工夫を考えたりしているうちにいつの間にかその仕事が楽しくなっていた、といった経験がある方もあるでしょう。

 

このように、なにかを楽しむためには創造性を持っていることが必要です。つまらないものごとでもどのようにやれば楽しくなるかという視点を持って考え、さまざまな角度からいろいろなことをやってみるだけの発想力が大事なのです。そして、その源泉になるのは受容力なのではないかと思います。

 

ものごとをつまらない、苦痛だと断じてしまうことは簡単にできます。しかしそうやって切って捨ててしまうのではなく、どうにかしてこれをおもしろくしてやろうと考えるには、ものごとを受容する力が大事なのです。

 

長い人生の中ででくわす物事はおもしろいことばかりではなく、人と出会う場合でも嫌だと感じる人に出会う方が多いものです。中にはそうしたつまらないこと、嫌な人をすべて切って捨てて行くことができる人もいるかもしれませんが、ほとんどの人にとってそれは無理な相談です。

 

であれば、物事や人に対する受容力を上げ、そうしたこともどうにかして受け容れてさらには楽しんでしまった方が、自分の人生も楽しくしていくことができるのではないでしょうか。

 

このような受容力、あるいは何かを楽しむことができる力というのは、男性よりも女性が得意分野にしているというわけですが、こうした力は自然に芽生えて育つといった性質のものではありません。こうした力を身につけさせるためには、まだ子どもが小さなころから家事を手伝わせたり、たくさん本を読ませたり、いろんな遊びを経験させたりすることが大事になってきます。

 

さまざまなものごとに広く触れる機会を小さいころから持っておくことで、ものごとがどうやったらさらに楽しくできるのか、という視点を持つという習慣がつくのです。

 

いろんなことを楽しめる力は勉強にも役立つ

さて、こういったものごとを楽しくやっていく能力ですが、それはどんな場面で役に立つのでしょうか。実は、こういった力は勉強をする時に一番役に立つのです。

 

勉強というのは基本的に嫌なものです。親や先生から言われるから仕方なく勉強をした、といった記憶を持っている方もあるのではないでしょうか。しかし、嫌だ嫌だと思いながら勉強をしてもあまり学力は伸びないというのもまた事実です。

 

ところが、勉強していく中でいろんなことが分かるようになっていくことに楽しさを見いだしたり、難しい問題を解けたときに充実感を味わったりした子どもは、勉強をすることが苦痛ではなく楽しいものに変わります。こうなってくればしめたもので、子どもは自ら率先して勉強を初め、どうやったらもっと楽しく勉強ができるのかを考えて工夫するようになります。そしてこういう子どもは「伸びる」のです。

 

自分の子どもの成績を上げ、頭を良くしようと思うのであれば、まずはいろいろなことを広く経験させることです。そしてその中で自分なりの楽しみを見つけ出す力を磨かせることです。少し迂遠な方法に見えるかも知れませんが、こうしたしつけをすることこそが後々子どもの能力をぐんと伸ばすことにつながるのです。

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