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あなたの子供はきちんとタイプ?豪快タイプ?

きちんとタイプ、豪快タイプ

子供のタイプはいろいろです。元気が良いけど大雑把で枠にとらわれないタイプの子がいれば、何事にもまじめに取り組み、きちんとやりたいタイプの子もいます。後者のタイプは、親に心配されないこともありますが、注意は必要です。子供のタイプに合わせて、どんな注意をしていったらよいのでしょうか。

 

頑張りすぎるお子さんに注意信号!

大人でも子供でも、真面目で何事も完ぺきにこなしたいというタイプの人がいます。真面目なことや物事にきちんと取り組むのは、もちろん良いことです。しかしそれが度を越えると、その人自身が苦しくなってきてしまいます。完璧主義な人は、気を休める時間を適宜とることが大切です。

 

親の目から見て子供が頑張りすぎているように感じられた時には、息抜きをさせましょう。大人でも集中したり緊張したりする時間は、2時間が限度です。しかし、自分の限界に気が付かない人も多いものです。

 

「集中して勉強していたけれど、気が付いたらもう2時間を過ぎてるわ」と思ったら、飲み物やおやつを出してあげてはいかがでしょう。気分転換にもなりますし、勉強で少なくなったブドウ糖を補給することもできます。

 

おやつを食べるとともに、少し体もほぐすといいでしょう。取り立てて運動をしなくても、グーッと背伸びをしてみるとか、肩を回してみるという程度でも全然違うものです。頑張りすぎるタイプの子供には、休憩をとることも大事であることを、ぜひ教えてあげてください。

 

きちんとしたタイプと豪快なタイプとで対応を変える

子供への対応を考える時は、子供がどのようなタイプなのかを把握することが大切です。いろいろなタイプ分けができますが、例えば子供には、きちんとしたタイプと豪快なタイプとがいます。この2つのタイプの極端な例を見ていきましょう。

 

きちんとしたタイプの子供は、遊び方もきちんとしています。積み木をするなら積み木だけ、ままごとで遊ぶならままごとセットだけを出して遊びます。

 

それに対して豪快なタイプの子供は、積み木を組み立てるだけではとどまらず、そこにぬいぐるみをもって来たり車を持ってきたり、遊びが発展してままごとセットも持ち出してきたりして遊びます。彼らには「積み木遊びはこうするもの」などという枠組みはありません。自分の発想でいくらでも遊びを広げていきます。

 

タイプが違えば、片付けの教え方も違ってきます。きちんとしたタイプの子供は、おもちゃも分類してきっちりと片づけたいし、何でもごちゃごちゃと混ざっていると気分が落ち着きません。

 

一方、豪快なタイプの子供は何でもかんでも一つの箱にしまうのが楽に感じられ、混ざっていても一向に気にしません。積み木はここ、ぬいぐるみはここ、というように分類して片づけるのが苦手なのです。

 

子供に片付けのしつけをしたい時には、子供の性格をよく観察し、自発的に片づける習慣をつけさせるにはどうしたらよいのか、手立てを考える必要があるというわけです。

 

どちらのタイプがいいというわけではありませんが、豪快なタイプの子供は、就学前までは「ユニークな発想ができる」として、わりと良い評価を受ける傾向があります。

 

しかし学校に入るようになるといろいろな困難が起こります。国語の文章読解は、文章として書かれてあることを基にして、いろいろと考えるわけですが、豪快タイプの子は文章を勝手に作り変えて話を読み解いていってしまうかもしれません。

 

豪快タイプの子供でも、就学後は分類分けを覚えたり、今わかっている範囲の事で物事を考えたりする訓練が必要になってきます。

 

また、きちんとしたタイプの子供も、それをずっと貫き通しているといつか支障が出てくるかもしれません。あまりに真面目にきちんとすることにこだわりすぎて、頑張りの限界が来てもそれに気づかず、体調を崩したり心が辛くなったりする可能性があります。

 

このようなタイプの子供の場合、親が注意を払い、子供が限界を過ぎてしまわないよう、適宜休息を入れるための言葉かけをしてあげる必要があります。

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