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勉強ができる子にするために就学前からできること

親子で読書

今は、就学前の子供でも勉強に取り組んでいることが多いです。あなたのお子さんも、一生懸命やっているかもしれませんね。しかし、子供が何度も同じ問題で間違えたり、いくらやっても理解できなかったりすることはありませんか?「この子は勉強ができない子なのかしら」と不安になるかもしれません。我が子を勉強ができる子に育てるために、就学前からやれること、気をつけるべきことを見ていきましょう。

 

勉強に対するやる気をもたせることが大事

書店に行けば、様々な幼児用の学習ドリル等が販売されていますね。小学校に上がるまでにひらがなくらい書かせよう、算数の基礎的なことを理解させようと、親が一生懸命になりすぎると、つい子供に勉強を押し付けるようになってしまいます。

 

でもそうなると、子供としては「やらされている」という感覚になります。これでは勉強をやろうとする気持ちは育ちません。子供が勉強に対するやる気を持つためには、未知の事を知った時の喜びを味わわせる必要があります。「なるほど!」と子供が思えるような勉強の仕方をしなければならないのです。

 

勉強に対する苦手感を持つ子供は確かにいます。そんな子は勉強に対するやる気が起こらないのも無理はありません。「勉強なんてしたくないなあ」と思いながら勉強するわけですが、それではなかなか知識を吸収できず、理解することもできません。そのような状態が続けばもっと勉強に対する苦手感が強まり、さらにやる気の低下を招きます。

 

子供がこのような状態にあるなと思ったら、問題を間違えてばかりいても、なかなか理解できなかったとしても、叱るのはやめましょう。「勉強したくないな」「全然わからないよ」という子供の気持ちを汲み取ってあげてください。

 

できなかったということにばかり目を向けず、その子の頑張りに注目し、そこを褒めるようにしましょう。途中までできたならそこまでの努力を褒めるのです。頑張りを褒められず、逆に叱られてしまっては、勉強に対するやる気は失われてしまいます。

 

子供に勉強を教える時は平静を保って

何度教えても理解できない、何度注意しても同じミスをする。子供が勉強している時にこのような状態が続くと、親としてはついイライラしてしまいます。怒鳴ってしまうこともあるかもしれませんね。

 

しかし、叱ったら勉強ができる子供になるのでしょうか。答えはノーです。それどころか、叱られたことで子供は動揺し、ますます勉強に対する苦手感を強め、やる気をなくしてしまいます。

 

子供に勉強を教える時に一番心にとめておかなければならないことは、「平静を保つ」ということ。心を落ち着けて、気長に構えるようにしましょう。

 

声に出して読むことは大切

どんな教科でも、どんな問題に取り組むにしても、まずは問われている内容をきちんと理解しなければなりません。それができるようにするには、問題文を声に出して読むのが一番です。勉強が苦手なのかな、と感じたら、まずは問題文を声に出して読むように薦めてください。問題文だけでなく、絵本を声に出して読むのも効果的です。

 

小学生になれば教科書をもらいます。そうしたら、その教科書を声に出して読ませてみましょう。もちろん、最初からすらすらとは読めないでしょう。それでもそれを責めないよう気をつけてください。子供が読んだ後にもう一度親が読んで聞かせるとか、親子一緒にゆっくりと読んでみるとか、一文ずつ順番に読んでいくなど、いろいろなやり方で取り組んでみましょう。

 

そのようにしていると、次第に上手に読めるようになってきます。そうなってしまえばもう、書かれてある内容は理解できるでしょう。なぜなら、すらすら読める力がついてくれば、どんな意味なのか考えつつ読むことができるようになっているからです。

 

ちなみに、60秒で30~40文字読めていると、それはすらすらと読んでいるということになるそうです。試しに計ってみてはいかがでしょうか。

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