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子供の一人遊びとの上手な付き合い方

一人遊び

子供はよく一人の世界に入って空想を楽しむことがあります。子供ならではの光景ですが、あまり一人遊びばかりしているようでも心配になりますよね。こんな時、親はどう対応したらよいのでしょうか。

 

子供の一人遊びはとても大事!

子供が一人で何やらぶつぶつ話しながら楽しそうに空想の世界に入っている時、親がその世界に入りたいと思って声をかけると、子供は怒りだすことがあります。子供にしてみれば、空想の世界で動物や妖精などと楽しく遊んでいたのに、親の一声で急に現実に引き戻されたのでがっかりしてしまったのでしょう。

 

子供がこのように空想の世界で楽しんでいる時は、しばらくそのまま様子を見ていればよいのです。そうしてひと段落ついたなと思ったら、声をかけて何をしていたのか聞いてみましょう。子供によっては楽しかった空想の世界の話を、嬉しそうに話してくれることもあります。

 

子供の遊びに親が入ってはいけないと言っているのではありません。子供が想像をたくましくして遊んでいる最中は、集中させてあげた方がいいという意味です。3歳くらいまでのこのような一人遊びは、その後の成長にも役立つものです。タイミングを間違えないように声をかけましょう。

 

一人遊びしかできない子供にしないためには

幼い頃には、一人で空想の世界に浸ることもとても大事です。とはいえ、いつも一人遊びばかりで、友達と遊べない子になってしまったら困りますね。子供がそうなりそうだと思ったら、うまく現実世界に帰って来させるような親の工夫が必要です。

 

この時「妖精さんなんていないの!」などと、子供の空想の世界を否定するようなことを言ってはいけません。「いない」と言われたら「いる!」と言い張って、これまで以上に空想の世界にしがみつくことにもなりかねません。空想の世界の中のことを、きちんと受け止めてあげましょう。

 

「妖精さんはもうお食事の時間みたい。お母さんが迎えに来たから一緒にお家に帰って、○○ちゃんもご飯にしようね」などと言えば、子供は空想の世界からスムーズに現実世界に戻って来られます。小さい子供たちが集まると、それぞれがそれぞれの空想世界に浸って遊んでいる時がありますが、そんな時も子供たちの空想の世界を尊重してあげましょう。

 

また、友達同士で仲良く遊べるために、日頃から家庭内でコミュニケーションのために必要な言葉をたくさん使うように意識してみるのも効果的です。

 

例えば「貸して」や「どうぞ」、「ありがとう」「やめて」などの言葉です。このような言葉を、たまに友達と遊んだ時に使うよう促すだけでは、自然と使えるようになりません。まずは大人が積極的に、コミュニケーションのための言葉を使うよう心がけましょう。

 

空想の世界は子供には必要なものであり、空想していれば必ず友達と遊べない子になるわけでもありません。子供が空想の世界を思い切り楽しむことができれば、想像力が豊かになります。それと同時に、上手に現実世界の方にも目を向けられるよう言葉かけをしたり、人とのコミュニケーションに必要な言葉を使えるように導いてあげたりすればよいのです。

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