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頑固な子供にどう対応するか?

頑固な子供

子供には、きちんと自分の考えをもってほしいですし、それを周囲の人にちゃんと伝えられるようになってほしいものですね。しかし、我が強すぎるあまりに自分の考えに固執し、他の人の話に聞く耳をもたなかったり、思い通りにならないと機嫌を悪くしたりするのも困りものです。

 

子供が周りの人とうまくやっていけるようになるために、時と場合に応じて自分の意見を主張したり、自分を抑えたりできるように、育てていきましょう。

 

思い通りにならずへそを曲げた子はしばらく放っておく

我が強く、意地っ張りな子供は、意にそぐわないことがあるとむっつりと黙り込んだり、他の人が何を言っても聞こうとしなかったりすることがあります。そんな時、周りの大人が無理やり話を聞かせようとしたり、大人の思惑通りに動かそうとしたりしても、うまくはいきません。むしろさらにかたくなな態度になることでしょう。

 

そんな時には、しばらく放っておきましょう。「どうしてそんなに怒っているの?」などと理由をきいたり、どうにかご機嫌になるようにあれこれ声をかけたりするのも、しばらくはやめます。

 

親の方がいつも通り、家事をしたり用事を済ませたりして過ごし、そろそろいいかなと思ったら、気分転換になるようなことに誘ってみましょう。買い物でもいいですし、公園遊びでもいいですね。

 

そうやって子供が機嫌を直したら、さっきすねていたことはもう思い出させないことです。子供がもとの調子に戻ると、つい「どうしてあんなに機嫌が悪かったの?」とか「思い通りにならないからってすねたりしないでね」などと言いたくなるものですから、ご注意を…。

 

様々な経験が臨機応変な姿勢を育てる

狭い考えで、自分のやりたいことを押し通そうとしたり、他の誘いに決して乗らなかったりする子供には、もっと様々な経験をさせるとよいでしょう。いつも行く公園で遊ぶばかりでなく、プールに連れ出してみたり、映画を観に行ったりと、様々な経験をさせてあげるのです。

 

また、様々なタイプの子供と関わるのも、とても大切な経験です。子供たちがたくさん集まるような場所で遊ぶと、様々なタイプの子供と触れ合う機会が増えるでしょう。

 

このように、様々な経験、様々なタイプの子供と関わり合う経験をすることで、いろいろな考えの人がいるのだということや、楽しい遊びはいろいろあるのだということを、子供は知ります。このことが積み重なって、物事を柔軟に捉えることができ、臨機応変な姿勢が育っていくのです。

 

また、経験には、自分の体で直接体験するものと、本や勉強などから情報を得るものとの2種類があり、どちらもうまく生きるための知恵を身に付けさせてくれるのですが、特に人とのコミュニケーション能力は、自分の体で体験することで育っていくものです。

 

自分の体でたくさんのことを体験すると、思いやりの気持ちが育ち、自分の行いを振り返って見つめる力もついていきます。すると、状況に応じて臨機応変に対応できるようになり、いつまでもかたくなに自分の意見を押し通そうとすることはなくなっていくのです。

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