鉄板の流れ!規則的な陣痛~入院まで
陣痛は、始めは不規則に痛みが起こりますが、だんだんと規則的になり、そして痛みと痛みの間の時間が、次第に短くなっていきます。規則的になってきたなと思ったら、まずは入院準備を始めます。そして15分から20分間隔で陣痛がやってくるようになってきたら、病院へ連絡。
ではいつ病院に向かえばよいのかというと、病院からの指示に従うことが第一ではありますが、基本的には10分間隔で陣痛が起こるようになったら、と言われています。
慌てないで!
ここで気をつけてほしいのが、くれぐれも慌てることのないように、ということです。初めての出産であれば特に、心配だったり不安になったりすることでしょうけれど、とにかく落ち着いて、手順を踏むようにしましょう。
慌てれば思わぬけがをすることもありますし、転倒する恐れもあるでしょう。
また、出かけるときにコンロの火を消し忘れたとか、カギをかけ忘れた、なんていうミスを招いてしまうことにもなります。
落ち着いて!
痛みと不安で、落ち着くことができないのでは、と心配な方には、深呼吸をすることをおすすめします。目をつむって、意識的にゆっくりと、息を吸ったり吐いたりすることを、何度もやってみてください。
落ち着くことができたら、忘れ物のないように気をつけて、出発しましょう。
また、出産予定の病院までどうやって行くかということも、あらかじめ考えておきましょう。タクシーで行くなら、電話番号をすぐ目のつくところにメモしておくといいですね。
病院についたら、どのような流れで入院になるのでしょうか?
産院に到着してからどのようなことをするのか、知っておきましょう。
まずは、通常病院にかかるときのように、受付をします。
その時に必要となるのは、
・健康保険証
・その病院の診察券
・母子健康手帳
などです。
そして、入院などに必要な書類があるはずですので、指示に従って記入します。
手続きが終わりましたら、診察になります。ここでは、お産がもうすぐ始まるのかどうかをチェックします。
内診を受け、子宮口は十分に開いているか、赤ちゃんが出てこられるくらいに柔軟な状態になっているかなどを診てもらうのです。その結果、もうすぐ始まりそうだと判断されれば、その場で入院が決まります。
帰宅することも・・・
ところが、内診の結果、子宮口があまり開いていないとか、柔らかい状態になっていないなどの状態が分かり、お産の時までにはまだ時間がかかりそうだと判断される場合もあります。
そのようなときには、せっかく病院に到着したのですが、一度帰宅することもあります。そうなってからがっかりしないよう、そういう場合もあるのだということを知っておいてください。
家に帰ることになったとしても、陣痛は始まっているので、その後の状態をよくチェックし、いつでもまた病院に向かえるようにしておきましょう。
入院までの流れについては、病院側からもあらかじめ説明があるかと思います。上記の説明は一般的な流れですので、病院からの指示をよく聞いて、それに従うようにしてください。