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赤ちゃんの目つきがおかしいと思ったら斜視の可能性があります。

目つき

赤ちゃんをご覧になっていて、なんだか目つきが変な気がする……とか、瞳の動きに違和感がある……とかいうように感じた方はいないでしょうか。もしそういうことがある場合、そのお子さんは斜視かもしれません。

 

目に違和感を覚えたらお医者さんに相談しましょう

斜視というのは、左右どちらかの目ではきちんと目的のものを見据えているにも関わらず、反対側の目があさっての方向を向いているような状態のことです。斜視はずれている方向によって2通りに分けられます。

 

1つ目は片方ないし両方の目が内側に向けてずれているもの。これを内斜視といいます。もう1つは逆に外側に向けてずれているもので、こちらは外斜視といいます。この2つのうち、特に内斜視になる子どもが多いようです。

 

もともと赤ちゃんは左右の目の間隔が広いため、特に異常は無くても目がよっているように見えがちです。しかし気になるようであれば、3ヶ月検診で調べてもらったりお医者さんに相談したりするようにしたほうがいいでしょう。

 

生後3ヶ月ぐらいの赤ちゃんはまだものを2つの目で上手に見ることができませんので分からないこともあるかもしれませんが、生後9ヶ月になるまでには斜視かどうかをはっきりさせるべきです。

 

お母さんは赤ちゃんと接する機会が一番多く、毎日よく観察しているため斜視に気づく機会が最も多いわけですから、目つきがおかしいなと思ったら迷わず相談をするようにしましょう。

 

早めに対応しないと弱視になってしまいかねません

斜視を放置しておくとそのまま弱視になってしまいかねません。ですから斜視はなるべく早くに発見し、しかるべき対応を取るべきなのです。

 

人間が目で何かを見ようとする場合、正常な場合には両目で目的とするものを細くして網膜に映し出して見ることになります。このような、両眼で同時にものを見る能力のことを両眼視とよびます。

 

人間のこういった機能はだいたい5歳から6歳ぐらいにかけて完全になるのですが、この過程で斜視があると、ずれた方の目を使わずに何かを見るようになってしまい、視力がなかなか発達しないようになってしまうのです。

 

そのお子さんの斜視がどんなたぐいのもので、どれぐらいの程度であるのかによっても異なりますが、斜視であることが分かった場合は眼鏡をかけて矯正したり手術をすることになります。

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