これさえ知っていればおかずのバランスはばっちり!
毎日の食事作りにおいて気をつけていることは何ですか?多くの人が「栄養バランスがとれたメニューになるようにしている」と答えるのではないでしょうか。しかしこのことを気にすると、毎日の食事作りが大変なものになることも確かです。そこでここでは、簡単に食事のバランスがとれる方法をご紹介したいと思います。
栄養バランスをとることで日本の子供は健康になったか?
バランスのとれた食事というと、きっと栄養のバランスがとれた食事の事だろうと考えることでしょう。実際私たちは学校などから、栄養バランスのとれた食事をするよう、指導されてきました。
「栄養は赤(肉や魚などたんぱく質)、黄(ご飯などの炭水化物や油脂類)、緑(野菜や藻類、きのこ類)に分けられ、これらを偏りなく摂ること」「栄養素の特徴によって分けられた6つ(または4つ)の食品群から、バランスよく食べること」「1日に30品目の食品を食べることを目標にしよう」などという知識は、多くの方が持っているはずです。
これらは戦後、日本人が受けてきた栄養指導ですが、どれをとっても栄養素が偏らないようにするのが大切、そのためには幅広くいろいろな食品をとりましょうという考えに基づいています。
私たちはこのような指導をずっと受けてきたわけですから、「食生活においてどのようなことに気をつけていますか?」などと問われると「栄養バランスが偏らないように」と答える人が多いのです。しかし一つの栄養素が偏らないようにと考えすぎる結果、主食の量が減ったり、逆に油脂類やたんぱく質をとりすぎたりするようになったとも言えます。
さてここで考えてみましょう。戦後このような栄養指導を受けたことによって、現代日本の子供は健康な体になったでしょうか?アトピー性皮膚炎や鼻炎といったアレルギー症状、喘息、肥満…。現代の子供たちの体は様々な不調を抱えています。健康であるとは言い切れないでしょう。
子供たちを健康に育てるためには、どのような栄養指導が必要なのか、今一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。
健康な体を作る食事の黄金比
健康な生活を送るためには、食生活を良いものにしていかなければなりません。でも、様々な栄養素を偏りなく…と考えていると、献立を決めるのも大変になります。しかし、以下に説明する黄金比をもとにすれば、簡単に健康的な食生活を送ることができます。
その黄金比とは、「主食:野菜および藻類:動物性たんぱく質:植物性たんぱく質(種子類も含む)」=「5:3:1:1」というものです。
これをお弁当に表現してみるともっとイメージがしやすくなります。お弁当箱の半分は主食としてのご飯。残りのスペースがおかずです。このスペースを3:2に分け、3の部分に野菜や藻類のおかずを入れます。2の部分の半分には動物性たんぱく質のおかずを、もう半分には植物性たんぱく質のおかずを入れる、という具合です。
ただしこの比率は大人の場合。子供であれば野菜および藻類の割合をちょっと少なくしても良いでしょう。また、野菜はぜひ、旬のものを使うようにしてください。
このやり方を守ればカロリーや食べる量を細かく計算する必要はないのです。どうですか?とても簡単でしょう。是非毎日の献立に役立ててください。