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女子の学力を伸ばしたければ、「なるべく早く」「地道な努力」を!

女子は勉強

親であれば誰しも、子どもの学力を伸ばしたいと思っていると思いますが、実は子どもが男の子か女の子かによってやり方を変えた方が効果があるとされています。ここでは特に女の子に絞って、どんなふうにしたら学力を伸ばしやすくなるのかについて見ていきましょう。

 

女子には小さいころからの積み上げが効果的

親戚の子や子どもの頃の遊び友だちの中に、勉強そっちのけでいつもイタズラばかりしていたような男の子はいなかったでしょうか。成績はクラスでも下から数えた方が早く、毎日遊び回っていたような子どもです。十何年もしてから再会すると、意外や意外そうした子が一流の大学に入っていたり、学力の高い有名私立高に通っていたり、有名な上場企業に就職していたりすることがままあります。

 

男の子にはこういったケースがままあります。14歳ぐらいまではろくに勉強をせずによく遊んでいたような子の方が、後になって学力がめきめき伸びると指摘する専門家もいるぐらいです。それを考えると、男の子は学校から帰ってくるや荷物を放り投げて外に遊びに行くぐらいがちょうどいいのかもしれません。小さいころから塾に通い詰めたり家で勉強ばかりせず、遊びながらさまざまな経験を積んだ方がいいかもしれないのです。

 

一方、こういったケースは女子では少ないといいます。女子の場合、小さいころから勉強ができた子どもはそのまま大きくなっても勉強が得意になり、逆に遊んでばかりで勉強が苦手だった子どもはそのまま勉強が苦手なままになる傾向があるのです(逆の例がまったくないわけではありません)。どうも、男子のように後から逆転、というわけにはいかないケースが多いようです。

 

つまり、男子とは違い、女子の場合は小さいうちから勉強の習慣を身につけさせ、こつこつと積み上げるように学力を伸ばせるようにしてあげるといいことになります。女子は男子よりもまじめに勉強に取り組む子が多いので、じっくり着実な形で学べるような教材を与えてあげるのがいいかもしれません。

 

小さいうちに早めに勉強をはじめ、学校で習うよりも少し進んでいるぐらいであるといいかもしれません。子どもがすでに身につけているものを毎日学校で復習させてくれるような形になりますから、女子の場合は自信と学力を同時につけることにつながります。

 

子どもがもうある程度大きくなっている場合には

以上のように、女子にしっかりとした学力を身につけさせたいのであればなるべく早く学校の先を行くような形で勉強させると効果が上がりますが、自分の子どもはある程度大きくなってしまっているからもうダメだと悲観的になることはありません。

 

子どもの脳は大人の脳よりも順応性が高くできています。小さなころからずっと努力してきたような子にはかなわないかもしれませんが、まだ子どものうちならばある程度の挽回はきくものです。ここであきらめてしまっては本当にダメになってしまうかもしれませんから、今からでも遅くはないというつもりで子どもに学習の習慣を身につけさせるべきです。

 

そのために親がすべきことは、子どもに努力を促すための努力をこつこつと積み重ねることです。毎日勉強する習慣が付いていないから勉強しないのですから、毎日こまめに勉強するように促しましょう。親がかんしゃくを起こしたり、途中で投げ出してあきらめてしまったら何の効果も上がりません。子どもに毎日の努力を要求するなら、まず自分からこつこつ努力をすべきなのです。そうした姿を見ることもまた、子どもにとっての一種のしつけになるでしょう。

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