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子どもが進んで宿題を終わらせるために有効な方法!

宿題をする小学生

「うちの子宿題もせず、遊んでばっかりで困っちゃう」という親御さん多くいるのではないでしょうか。やるべきことをやってほしいという気持ちの表れですが、親の心子知らずとはよく言ったものです。では、どうすれば子ども自身が進んで宿題をやるようになるのでしょうか?

 

宿題は先に終えることが得だ!と思わせる

子どもにとって、学校の宿題は面倒で嫌なものの一つです。誰にでも、平等に与えられるものですが、難しさを選べないという欠点があり、難しい教科や課題に対しては、なかなかやる気が起きるものではありません。重要なことは、子どもをやる気にさせることです。やる気にさせることは時間がかかり、大変難しいことなので親は長い目で見守ることです。

 

子どもをやる気にさせるには、子どもが「宿題を先に終えると得だ!」と思えるようになることが必要です。

 

親に言われて嫌々やるというネガティブな気持ちより、先に終わらせて遊ぶ時間をいっぱい取ったほうがいい、親に自慢気に話し褒められたほうがいいといったポジティブな気持ちを日々植えつけるようにすることが重要です。そうしていくことで、言われずとも自発的に宿題をするようになっていきます。

 

大人でも、嫌なことや難しく面倒なことは後回しにしたいものです。しかし、それらを早く片づけることは、周囲から見ると、仕事に対して積極的に見え「仕事ができる人だ」と信頼を得ることにつながります。

 

また、「先に終えることが得」という感覚が身についていることで提出期日などに追われるなどのストレスも少なくなります。そうした意味でも、子どものうちから身につけておきたい習慣と言えます。

 

印とご褒美で手軽に子どもをやる気にさせる!

小学校低学年生に有効な手段の1つとして、ご褒美を用意する方法があります。例えば、宿題をやり終えたらカレンダーなどに印をつけていき、印の数によってご褒美がもらえるといったものです。

 

この時期の子どもは素直なので、単純明快でゲーム性のあるものがやる気につながります。また、この時期は子どもにとって、頑張った先の達成感や充実感を味わうことも重要な体験の一つであり、そういった意味でもご褒美を与えるということは効果的な方法と考えられています。

 

どのようなご褒美を用意するかもポイントとなってきます。高価なゲーム機など毎回用意するわけにもいきませんので、キャラクターのカード、お菓子やケーキなど普段子どもが欲しがっていたものを用意してあげることです。また、あまり外出しないご家庭であればドライブに出かけることも子どもにとっては、冒険心をくすぐるご褒美と言えるでしょう。

 

ご褒美を用意してしまうと、子どもがご褒美目当てにならないか心配される親御さんも多いですが、あくまで、子どもが目標や楽しみを持ちながら課題に取り組むキッカケの一つとして用いるものなので、都度用意する必要はありません。子どもが、高いと思う目標に対しての応援という意味で、それぞれのご家庭にあったご褒美を用意してみてはいかがでしょうか。

 

またこの方法は、宿題に限らず掃除や買い物といったお手伝いなど他のことにも応用可能です。お手伝いをしたら別の印をカレンダーに付けるという具合です。

 

いずれにしても、「何かに頑張った」という形のないもの・見えないものを、

・カレンダーに印などで“見える化”することで達成感を具体的に体験することができ、

・ご褒美により満足感を味わうことが可能となります。

これにより、何もしない場合に比べて習慣化が早くなります。

 

習慣になれば、印もご褒美も不要となります。ご褒美で釣るのではなく(ご褒美で釣るという安易な発想ではなく)、子どもの興味・関心に応じた習慣化を加速させるための仕組みを考えるという意味合いです。何も手を打たなければ、習慣化するのは運まかせということです。

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