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子供を叱るという愛情もある

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子供を叱る親

「子供はほめて育てよう」とよく言われます。そのせいか、最近は子供を叱らない親が増えてきているようです。叱ることはいけないことなのでしょうか?子供を叱るということについて見ていきましょう。

 

叱らない子育てが良いわけではない

子供は叱るよりほめて育てたいという考え方は間違いではありません。そう考える人の中には、子供とは友達のような関係でいたいがために、子供の事を叱れないという人もいます。

 

しかし、叱るという行為をただ単になくせば、子育てはうまくいくというものではありません。どうしても叱らなければならない時があるのです。ただし、愛情がたっぷりこもった叱り方でなければなりません。

 

子供の万引きを例にとってみましょう。子供の万引きを知ったのに、そのことについて子供を叱らない親がいます。中には「欲しいものがあるなら買ってあげるのだから、欲しければ万引きなどせず欲しいと言いなさい」というようなことを言って済ます親もいます。万引きという、やってはならない行為について叱ることがないのです。

 

子供が何か悪いことをしてしまったら、親がきちんとその時に叱らないと、また同じことをくりかえす恐れがあります。同じどころか、もっとひどいことをするかもしれません。

 

万引きをする子供は決して少なくありません。そしてその理由は、単に欲しいからというものばかりではありません。我慢する力が足りず欲しいものを盗んでしまう場合もありますが、スリルを求めてゲームのようにやってしまう子もいますし、友達とのコミュニケーションのために万引きをする子供もいます。

 

普段から何でも買ってもらっているのに万引きする子供もいます。この場合、本当に欲しいものは「物」ではなく、親からの「真の愛情」の場合が多いです。しかしその気持ちに親は気づかず「欲しいなら何でも買ってやる」という形で対応してしまったら、子供は何度も繰り返すでしょう。

 

親は、子供が過ちを犯したらすぐに、厳しく叱るべきです。物を与えれば子供が満足するというわけではありません。与えるべきなのは親の愛情です。子供がいけないことをしたら厳しく叱るという、親の愛情です。

 

親は、この世の中にはしてはいけないことがあるということを、子供にしっかりと教えなければなりません。子供が良い行いをしたなら心からほめてやり、悪い行いをした時には本気で叱る。これこそが、親の真の愛情と言えるでしょう。

 

悪いことをしても叱らなかったり、親が何でも後始末したりしていたら、子供はまっすぐに成長していくことができません。

 

叱るときは叱る子育てが、子供を健全に育てる

子供が万引きをしても叱らない親がいる一方で、本気で叱る親がいることもまた事実です。これまで一度も子供に手を上げたことなどなく、普段はとても温厚な親が、万引きした子供を叩き、涙を流しながら厳しく叱ったとしたら、どうなるでしょう。

 

その子供はそんな親の姿を見て、自分がしたことの重さにハッと気づくはずです。そして二度と万引きをすることなく、健全に育っていくはずです。

 

我が子を本当に愛しているからこそ、悪いことをした時には本気で叱る。これが親としてあるべき姿です。子供を愛していること、どんな時も味方であることを言葉や態度で子供に伝えるのは、もちろん大事なことです。

 

しかしだからとって、どんなことをしてもよいというわけではありません。決してやってはいけない悪いことをした時には厳しく叱って教えることも、親の愛情です。

 

子供が親に十分甘えることは、成長していく上で必ず必要なことです。しかしそれと甘やかすこととは違います。悪いことをしても叱らないということは、子供を甘やかすことです。子供を十分甘えさせると同時に、悪いことをした時にはしっかりと叱るのが、親としての本当の愛情の示し方だと言えるでしょう。

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