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子供を褒めて、勉強するサイクルを作る

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勉強する子供

子供のやる気を引き出す為には、どうすれば良いのでしょうか。いくつか方法がありますが、親が子供を褒めることもその1つです。しかし、やみくもに褒めれば良いというものではありません。子供の個性や才能に着目して褒めましょう。褒めることで、子供が自尊感情を養うことが出来れば「自分は、やればできる!」とプラスの気持ちで努力することが出来ます。

 

何かに興味を持った時、努力することが出来れば、才能を開花させる場合があります。勉強も深い探求心をもって、没頭していく事が出来るでしょう。子供が持つ興味に気づき、サポートしてあげられることが大切です。

 

時には厳しく指摘し、褒めて才能を伸ばす

褒めると子供のやる気を刺激する

勉強を取り組ませるために、子供を褒めることは良い方法です。アメリカの教育心理学者ローゼンタール氏は、生徒が教師から期待を掛けられた場合と、そうではない場合の違いの表れを実験しました。結果は、期待を掛けられた生徒は、それに応えようと成績を伸ばしました。その反対に、期待されず放任された場合、成績が落ちてしまいました。

 

期待に応えようとする効果を、「ローゼンタール効果」や「ピグマリオン効果」と呼びます。ピグマリオンは、ギリシャ神話の王の名前です。願えば難しいことでもピグマリオンが叶えたという逸話から、「願えば叶う効果」、ピグマリオンと名づけられました。

 

この結果により、周りの期待が成績や成長に影響を与えると考えられています。これは心理学的なもので、100%全ての人に当てはまるとは言い切れません。しかし、勉強をする為のモチベーションを維持するためには、有効と考えられます。特に子供は、身近な先生や親に応援されると、それに応えたいとやる気になります。

 

言い方を工夫して、苦手意識を持たせない

人はよく「○○は苦手だ」と決めてしまいがちです。しかし、気の持ち方次第で、苦手を克服できます。

 

経営学の権威ピーター・ドラッカー氏は、子供の頃「自分は算数が苦手だ」と思っていたそうです。しかし、転校先の教師の言葉により苦手意識が消え、自信が付くようになりました。

 

彼は子供の頃、算数の成績が悪く叱られていました。彼はずっと算数を苦手と思っていました。しかし、転校先の教師から「算数の成績は悪いわね。けれど成績が悪いのは分からないという理由ではなく、そそっかしいだけ。本当はできるのよ。」と言葉を掛けられました。

 

教師の言葉は、「自分は出来ないのではない。落ち着いて計算すれば出来る。」と自信を持たせました。ドラッカー氏はその後、飛び級でエリート養成の中等学校へ進学することが出来ました。

 

褒めることは、子供をおだてる様に思う方もいるでしょうが、間違いをきちんと指摘し、時には厳しい言葉を言い、やる気を持たせるという意味です。

 

この教師は他にも、ドラッカー氏にこんな言葉を掛けました。「あなたには、得意なものが沢山あるけれど、生かさなかったものが一つだけある。それは作文。これからはもっと作文の練習をしましょう。」

 

教師は苦手とは言わず「得意だけれど、生かさなかった」と指摘しています。このように言われると「本当は出来る。出来なかったのは、練習不足だったからだ。」と自信を持って勉強に取りくむことが出来ます。

 

少しの表現の違いで、子供は自信を持ち、苦手を克服して勉強に取り組むことができるということです。

 

個性や才能を伸ばすには肯定すること

現在、芸能界で活躍されている黒柳徹子さんも、教師から貰った言葉のエピソードが残っています。

 

黒柳さんは、小学校へ入学したものの「落ち着きがなく、周りの生徒の迷惑になる」という理由から、数か月で退学させられました。その後、転校した先の校長先生から「君はいい子だね」と機会があるたびに言われていたそうです。

 

「人一倍好奇心が多く、周りに迷惑をかけていた」と振り返る黒柳さんですが、校長先生から言われる「いい子」という言葉に自信を持ち、自分の一生を決定してくれたと仰っています。

 

子供の持っている個性や才能を伸ばすには、否定するのではなく、肯定して自信を持たせることが大切です。

 

「すごい!」が嬉しくて進路を決めた出来事

褒め言葉は、その先に進む勇気になることもあります。数学者になろうと決めた藤原正彦氏は、「父親から『すごい!』と褒められた事がきっかけだった」と話されています。

 

小学生の時、父親から「1~10まで足すといくつになる?」と問題を出されました。普通に計算しては褒められないことが分かっていましたので、他の計算方法を探し、1時間程経って思いついた計算方法は、「1~9までの数字を並べ、真ん中に5が来ることから5×9=45、残った10を足して55になる」というものです。

 

この方法を思いつき答えると、父親は一言「すごい!」と褒めたそうです。その後、藤原氏は数学者を目指そうと決めました。数学者になった藤原氏は、父親の言葉が進路を決定づける出来事になったと言います。「すごい!」の言葉は誰もがよく使う一言ですが、人を突き動かす大きな力を持っていることは間違いないようです。

 

褒めて子供の自尊感情を養う

「すごい!」や「さすが!」は自分を認めてもらえたと実感出来る言葉です。誰もが、褒められると気分がいいものです。勉強の成果がテストに表れた時、「すごい!」「さすが!」と言われると、努力を認められ嬉しい気持ちになります。

 

時と場合、褒める相手によって言葉は変わりますが、一言で伝わる賞賛度の高い言葉は他にも、「最高」「賢い」「完璧」「頭いいね」「ジーニアス」「エクセレント」などがあります。

 

毎回一言だけで褒めるのではなく、結果や達成するまでの状況が分かっていれば「すごい!毎日○○しているの?継続する力があるね!」「さすが!丁寧に書けているね、観察力があるね」など、賞賛するべきところを具体的に入れて褒めると単調にならずいいでしょう。褒めることにより、子供の自尊感情を養っていく事が大切です。

 

自信の土台は、子供を認める言葉

根気があることはいいことだと教える

勉強をして結果を出す為に大切なのは、毎日コツコツ積み重ねて勉強することです。しかし継続して続ける事は難しいことです。

 

子供は「努力するのはカッコ悪い」「勉強しなくてもいい天才だったらよかった」など、何もしなくてもスマート物事をこなせることに憧れを抱きがちです。しかし、何も努力せずに出来ることはありません。

 

「あの人は天才だ」と言われるような人も、見えないところで必死に努力しています。知識と経験の量によりセンスや才能は育まれます。早い時期からコツコツ努力を積み重ねることが出来るのは、素晴らしいことです。親が口うるさく言うよりも、子供の行動に着目して、褒めてやる気にさせる事が大切です。

 

注意力が散漫な子供が、集中して漫画を読んでいたとします。たとえ漫画だったとしても「30分も集中して読んでいて、すごい根気あるね。」、習い事を3年続けているなら「○○は3年も続けて、持続力があるね」など、「根気」や「粘り強い」「持続力」という言葉を入れ、ことあるごとに褒めましょう。

 

言い続ける事で、「根気」「持続力」があることは、いいことだと認識します。褒められれば嬉しくなり、伸ばしていく事が出来ます。また、自分にはその素質があると自信を持つようになります。自信を持つ事が出来れば、継続して取り組まなければならないことから、逃げ出さずに努力出来るようになるでしょう。

 

努力出来ることは、才能の一つ

「努力」という言葉は、欠点部分を補うような印象を与える言葉ですが、努力することも一つの才能として考えれば、子供にとって希望になります。

 

元プロ野球選手の松井秀喜氏は、子供の頃、父親から「努力できることが才能である」と筆で描いた言葉をプレゼントされました。「なんでも器用にこなすタイプではなく、努力しても人並みになれないタイプだった」と話されています。試合に負けた時や、スランプの時にこの言葉を見て練習に励んだと言います。

 

「天才ではないけれど、天才に近づく為の努力は自分には出来るのだ」と思えるこの言葉が勇気と希望の源になったのでしょう。

 

子供に「すごい!努力を惜しまない才能がある!」と褒められ続けた子供は、自分にはその才能があると気付きます。子供は「自分にはそれが出来る!」と、目標に向かって行く希望になります。

 

子供の意識を呼び覚ます褒め方

子供に期待し、褒めるといい効果があるのは前述の通りです。褒め方にも色々な言い方があります。子供に「部屋がきれいだね」という時と、「綺麗好きだね」という時では効果の違いが表れます。

 

「部屋がきれい」と言った場合、自分の部屋しか綺麗にしません。しかし、「綺麗好きだね」と褒めると、他の部屋まで綺麗に整理整頓するというものです。褒める場合、子供を認め、子供の内なる意識を呼び覚ますような褒め方をする方が良いのです。

 

子供は自分の興味のあることは、細かく覚えていることがあります。漫画やテレビでも構いません。「漫画好きね」「テレビ好きね」と褒めるのではなく、「漫画のセリフ、沢山覚えてすごいね」「記憶力があるね」と言って褒めましょう。

 

自分の好きな事を覚え、褒められると「自分は記憶力がある」と自信を持つことが出来ます。そうすれば、勉強に取り組むときにも「自分は記憶力がいい」と自信を持って暗記をするでしょう。

 

「集中力があるね!」という言葉にも子供に自信を持たせる力があります。「サッカーの練習なら何時間でもできる」「好きなアニメなら続けて見ることができる」など、好きなことに集中して続けられるものがあれば、「集中力があるね!」と褒めましょう。

 

親心としては、「いつまでしているの!」と注意しがちですが、この場合も「集中力があるね。もう何時間も没頭しているよ。」と褒めることにより、これが「集中力がある」ということかと認識し「自分には集中力がある」と自信を持つことが出来ます。

 

集中力は没頭している時に使うばかりではなく、速さで物事を済ませる場合にも使うことが出来ます。長い時間をかけて勉強するよりも、短い時間で済ませることが出来れば「もう宿題終わったの?速いね。集中力があるね。」と褒めましょう。持続する時間が短くても、短時間に集中して出来たことを評価するのです。

 

勉強の内容をとやかく言うよりも、子供に自信を持たせることが大事です。必ずしも、子供が興味を持っている好きな事と、勉強では「記憶力」や「集中力」がイコールであるとは言い切れません。

 

「自分には出来ない」のマイナスの気持ちではなく、「自分は出来る」のプラスの気持ちの方が、才能や能力を発揮する力が変わってきます。子供の好きなことで褒め、勉強につながる「自信」の土台を作っていくことが大事なのです。

 

興味は将来の可能性に繋がることもある

興味を持ったことに気づく

子供が自分から物事を進んでする時は、興味のある事、好きな事、面白い事などです。褒めるきっかけは勉強だけでなく、子供たちが自発的に興味を持って、始めたことでもいいでしょう。子供がどんなものに興味を持つか?興味を持ったことを育むことは大切です。

 

『昆虫記』を書いたファーブル氏は、幼い頃から虫が大好きでした。昆虫を毎日観察し、新しい発見にワクワクして、毎日観察しました。彼は、大きくなっても観察を続けました。昆虫の生きる姿を詳しく、沢山書いた人は世界中でもこの人だけです。

 

このように、子供が興味を抱いたものを育んでいく事は大切です。興味を持つものは、子供の将来の可能性と考えましょう。親は子供の個性を大切にして、支えてあげるサポート役になることが大切です。

 

例えば、子供が絵に興味を持ったとします。絵画教室へ通えば、才能を開花させることが出来るかもしれません。大事な事は「その先生でいいのか」「どうすれば子供が伸びるか」を考えてあげることです。その興味が、子供の将来を決定付ける場合もあります。

 

宇宙飛行士になった多くの人は、アポロ11号の月面着陸から影響を受けています。若田光一氏は、小学生の頃テストの解答用紙の裏にロケットの絵をよく描いていました。月面着陸を見たのは幼稚園の年長組の時だったそうですが、脳裏に焼き付いていたのでしょう。また、古川聡氏は、家族で行くはずだった海水浴を一日ずらして、家族でテレビを囲み放送を見たそうです。

 

子供の時に受けた影響から、将来へ繋がることもあるのです。子供が何に興味を持つか気づき、応援できることが大事です。

 

本から興味の糸口を探す

子供が何に興味を持つか分からない場合、図鑑を手に取ると発見しやすい場合があります。図書館で何種類か借り、その中に何度も開いて見るものがあれば、興味のあるものの一つです。何度かくり返すうちに、子供がどんなものに興味があるのか発見しやすくなります。

 

また、親が一緒になって本を見開きすることで、子供の興味を引きやすくなります。普段興味を示さないものでも、大人と一緒に読むことで興味を引く場合もあります。本屋さんに行けば、子供がワクワクするようなアートブックや仕掛け本が並んでいます。

 

勉強本に捕らわれず、色々な興味を持って本に出合うことが大切です。興味から、もっと知りたい気持ちになれば、探求心の源になります。

 

習い事も可能性を広げるもの

子供がまだ小さいうちは、さまざまな事にチャレンジさることも大切です。習い事もその一つです。習い事は、興味を持った一つとして、「試してみる」の感覚で始めさせると良いでしょう。

 

子供にとって合う・合わないは、やってみないと分からないことです。また、習い事の教室によって、指導方針や雰囲気の違いがあります。「一度始めたら、最後まで諦めずに続けさせたい。」という考えもありますが、硬く縛りつけるのではなく、気楽に始めた方が子供にとって楽しく出来るでしょう。

 

大切なのは、子供が興味を持っていることに「どうせすぐに辞めてしまう」や「すぐに飽きるでしょ」など、やる気を萎ませるようなことを口にしないことです。大人は子供のチャレンジしてみたいという気持ちを認め、力添えをしてあげましょう。

 

子供はその時の気分で「もう辞めたい」「行かない」など口にしがちで、目の前の楽しい誘惑に弱いものです。その言葉を鵜呑みにせず、子供にもう一度よく考えさせる時間を与えることも大切です。

 

大人になった時、「あの時こうしていればよかった」と後悔しないように、自分の実体験を話すこともいいでしょう。「水泳を辞めずに、泳げるように続けていればよかった。」や「そろばんを続けていれば、もっと暗算が速くできた。」など、子供に本当に辞めてもいいのか?後悔しないか?を考えさせます。

 

時間を与え、よく考えさせた後、それでも「辞める」と決めた場合は、子供の意思を尊重し、自分の意志で決めた事を自覚させましょう。

 

問題集を活用して学力を伸ばす方法

勉強は、2つのステージに分けることが出来ます。1つ目は「理解」、2つ目に「習熟」です。1つ目は本や参考書を読み、書かれた事を理解すること。2つ目は理解し、その知識を能動的に使えることです。この2つを経て、勉強が出来るようになります。

 

学校での限られた時間で「理解」することは出来ても「習熟」する為の時間を取る事は出来ません。それを補う為に、学校から帰ってきてすることは「習熟」です。知識を自分のものにするには、コツコツ積み重ねる事、習練を重ねることです。

 

問題集の活用方法

学力アップを図るために問題集を使うと決めたなら、方法ははっきりしています。始めに、きちんと理解しているかを確認する為、問題集を解きます。そして問題が解けた段階を3つに分ける方法をとります。

①簡単に解けた物は◎

②正解はしたが、次に正解できるか不安な物は〇

③全く解けなかったものは×

 

1度目は理解度を確認するために解いた為、沢山×が付くことに問題はありません。×が付いたものは問題集の解説が先生になります。〇も不安要素を取り除く為、解説を熟読し理解を深めます。一通り理解したところで、もう一度同じ問題集を解きます。2回目は、1回目よりも正解した箇所が増えるでしょう。

 

1・2回目と◎が付いたところは、十分に理解していると考えられる為、練習の必要はないと考えます。1回目に〇・×だった箇所は2回目には◎・〇に変化するところが増えてきます。2回目に◎に変化した箇所は省き、それ以外はもう一度解説を読み理解します。3・4回目でも〇・×の箇所は何度も解説を読み、繰り返し解いて習熟を目指します。

 

問題集を使って勉強をする場合、理解していない部分を把握し、繰り返し復習し解くことで学力アップが図れます。どのくらい問題が解けるようになったか親が確認し、「すごい!正解数が増えたね。努力してる。」と褒めて、やる気につなげる事が大切です。

 

繰り返し問題集を解く

勉強をどうすれば良いのか分からないと勉強方法で困っている時も、この「繰り返し問題集を解く」方法が確実です。

 

問題集が全く解けず、子供が落ち込んでいれば「今は解けなくても、解けるようになるための練習だよ。」「絶対に出来るようになるよ。」と声を掛けてあげましょう。この勉強法は、途中で諦めなければ、必ず出来るようになる方法です。

 

多くの勉強は、慣れによって解けるようになります。始めは分からなくても、繰り返すうちに対応できるようになります。応用力も自然と身に付きます。

 

同じ問題を2・3回と繰り返していくと正解率が増えます。正解率が増えると嬉しくなり、達成感を得ることが出来ます。それが面白いという気持ちにつながると、繰り返し勉強することが苦痛ではなくなります。嬉しさや楽しさに変わると、勉強が嫌なものではなくなります。

 

子供に合った問題集を選ぶ

問題集には分厚い物・薄い物、基礎から応用まで、様々な種類があります。問題集は、先生の代わりに教えてくれるものです。解説を読み、きちんと理解のできるものを選ぶことが大切です。

 

問題集は子供のレベルや、タイプに合った物を選ぶことが大切です。基礎的で、ページ数の少ない物を好む場合もあります。その反対に、分厚く難易度の高いものの方が、やる気が出る場合もあります。

 

問題集は途中で投げ出さず、繰り返し勉強することで成果が表れるものです。解説が理解できて「これなら最後まで出来る」と思えるものを、子供に選ばせる事もいいでしょう。

 

問題集で勉強する上で注意すべきことは、問題集を「途中で辞めてしまわない」事です。「コレと決めた問題集を買ったけれど、違う問題集を買って来る」、「問題集の評判を聞き、違うものに変えてしまう」、どちらもやってしまいがちです。しかし、一度決めたら徹底的に繰り返し同じ問題集を解くことに集中することが大切です。

 

子供がこの問題集で良いのか迷っている場合は、「この問題集はいいよ」「これに掛けよう」と背中を押してあげましょう。問題集の内容よりも、繰り返し学習することが、「習熟」していくことに繋がります。

 

家庭では子供のやる気を下支えする

褒めて次に繋げる

問題集を何度も解いていくうちに応用力が付きます。問題が解けると面白くなります。勉強において大切なのは、勉強が苦ではなく「面白くなってきた」という気持ちが大事です。始めは子供が勉強をするように褒める事で、子供のやる気を引き出していたかもしれません。

 

褒める→うれしい→褒められてうれしいからチャレンジする→出来るようになる→自信になる→上を目指す→褒められる→結果が出る→褒められる

 

褒めることで自信へ繋げ、自らチャレンジしていくサイクルを作ることが大切です。

 

毎日する勉強量を決める

勉強を続ける為に、進捗表を作るのはいい方法です。毎日一定の勉強量を決めます。例えば、5ページドリルをする、10問解くなど、勉強した量を表に記します。こうすれば、どれだけ勉強が進んでいるか目視で確認できます。

 

仕事で忙しく、勉強を見ることが出来ない場合も、親は表を見れば一目瞭然「努力しているね」「すごいね」「頑張っているね」と褒めることができます。褒めることにより、子供のモチベーションを維持することが出来ます。

 

一定量の勉強をしていく方法以外にも、勉強の効率化を図る方法があります。それは勉強スピードを記録していく方法です。

 

例えば、計算ドリルを毎日1ページすると決めます。1ページが終わるまでのタイムを計り、かかった時間を記録していきます。他にも、古典や英語の音読の場合にも用いることが出来ます。どれだけ時間が掛かったかを計り、徐々に時間を縮めていく事を目標とします。

 

始めたばかりの時は、10分掛かっていた、それが9分・8分と少しずつタイムを縮める事が出来れば、「もっと記録を更新したい」「早く出来るようになりたい」と向上心を持つ事が出来きます。慣れればスピードが速くなり、自分の進歩を直ぐに実感できます。

 

親が気を付けることは、勉強の目標はあくまで子供の基準に任せることです。親が必死になり、「もっと早く」「もっと出来る」と言いすぎると、子供が負担に思い苦痛になってしまいます。

 

子供の進歩が見えれば、「短い時間で沢山解けるようになったね」「前よりもタイムが縮んだね」と子供の成長を褒めてあげましょう。親は周りの子供と比較しがちです。しかし、子供にあった基準で、勉強をサポートしていく事が大切です。

 

勉強は手の届かない目標よりも、小さな目標を多く達成していく方が自信につながります。子供のやる気を引き出し、コツコツ続けられるサポートをしていくようにしましょう。

 

将来の話が普段から話せる環境を作る

子供の勉強は、親が「勉強しなさい」と言わずに進んで取り組む事が望ましいものです。勉強が思うように進まず、不安になりイライラする時もあります。気持ちが不安定な時ほど、どんな相談にでも乗ってあげられることが望ましいものです。家庭内で普段から勉強の進行状況や結果を話していると、気軽に子供も話しやすいでしょう。

 

将来の進路や何になりたいかを話せる環境は、子供の不安を取り除き、良い環境と言えます。話し合いが出来て相談できる家庭は、勉強する時間が長いというデータもあります。将来何になりたいか明確な場合、「この勉強は必ず必要なもの」と認識して勉強が出来ます。それは、勉強をする上で、長期的なモチベーションになるでしょう。

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