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これでバッチリ!思春期男子のあるある!

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思春期の男子

思春期の息子を持つお母さんたちは、多かれ少なかれそれぞれ悩みを持っているものです。子育てに悩みは付きものですが、思春期男子たち特有の、思春期のこの時期だからこそという悩みもあります。

 

しかし、その悩みはどのお母さんも同じです。「思春期あるある」なんです。なかなか相談できる人、気軽に話を聞いてくれる人がいないというケースもあるかも知れませんが、一度話をして見るとみんな共感してくれるでしょう。

 

そんな「思春期あるある」にも対処法というのがあります。対処法を頭に入れて対応してみると、ちょっと今までとは違うリアクションが返ってくるかも知れません。

 

思春期は「付かず離れず」がベスト

今まで息子と仲良しであればあるほど、思春期というのはちょっと淋しい時期かも知れません。というのも、思春期男子の口癖の一つが「別に・・・」です。何を聞いても「別に・・・」で返されると、とても淋しい気持ちになりますよね。

 

しかし、これは思春期男子たちのあるあるですので、そんなに落ち込む必要はありません。今までは学校の事、お友達の事、部活動の事、何でも話をしてくれたでしょう。それが、思春期が来ると突然「別に・・・」が口癖になってしまうのですから、思春期と分かってはいても戸惑うのは当然です。

 

「今日の学校はどうだった?」と聞いても、返ってくるのは「別に・・」という答えだけです。それどころか「この前○○君に会ったけど、最近遊んでないの?」と聞いても「別に・・・」、「部活はどう?」と聞いても「別に・・・」です。何を聞いても「別に・・・」しか返しません。

 

「別に・・・」は、思春期男子たちが自分を守るために出てくる言葉で、聖域を侵されたくないという気持ちから出てくるのです。本当は答えてもいい質問だってあります。例えば、○○君と最近遊んでいるなどは、本当は答えてもいいけれど、それに答えると次から次に質問が飛んでくるのが目に見えているのです。

 

そして、その次から次に飛んできた質問の中には「答えたくない」という質問も含まれているかも知れません。その時に口ごもってしまうのがイヤなのです。だから、最初から「別に・・・」という言葉であしらってしまうのです。

 

では、お母さんはどうすればいいのでしょうか。簡単なことです。質問攻めにするのを辞めたらいいのです。ついつい子供のことを知りたい、知りたいと思うあまりに質問をし過ぎてしまうのはお母さんあるあるです。

 

思春期は親とは違う価値観ができてくる時期ですので、自分の聖域も出来始めます。相手が親だからといって、これまでのように何でもかんでも話せるわけではなくなってきたのです。大人も一方的に話をされるとあまり楽しくありませんよね。それと同じです。まだ半人前ですが、大人と同じ扱いが必要です。

 

よく、聞き上手は話し上手と言いますが、相手(思春期男子)の話したいことを上手に引き出して、子供の話をよく聞きましょう。もう、これまでのようにお母さんが質問ばかりする会話は終わりです。質問ばかりされる会話だと、子供は自分の話したいことをいつまでたっても話せません。タイミングを見つけられないのです。

 

「別に・・・」の会話が増えてきたら、それは子供からの「質問多いよ・・」というサインだと思って、子供から話を始めるのをゆっくりと待ちましょう。思春期になったら、大人と同じように相手をリスペクトして対応しましょう。

 

リスペクトして対応しても「うるさい」とか「余計なことしないで!」なんて言われちゃう時もあります。親といえど人間ですから、せっかく良かれと思ってしてあげたのに「余計なこと」と言われてしまうと傷つきますね。

 

ある時には親に依存し、ある時には親から独立しようとする。しかし、完全に独立出来ないことは本人たちも分かっているので、依存心と独立心の間で葛藤しながら親との距離をとっているのです。まるでスポーツでもしているかのように、駆け引きをしているのと同じです。

 

ちょっと甘えてきた、と思ってこちらから距離を詰めると、途端に離れていったりします。悲しむことはありません。そうやって自分で親との距離を保っているのです。勝手に付かず離れず距離を取ってきますので、親がその距離を調整しようとせず、気長に見守りましょう。

 

ちょっと乱暴な言葉を言われて、さすがに傷ついたという時には素直にそれを言葉にしましょう。「ちょっと今のはお母さん傷ついたな」とか自分の気持ちを言葉にすると、子供は言葉に出さないかも知れませんが「悪かったな」なんて心の中で思ったりするもんです。

 

思春期男子の本音を見抜こう

思春期あるあるの中でも比較的多いのは、「うるせー」や「クソババァ」などの暴言を吐くようになった、という事例です。このくらいの暴言であれば、特に珍しいことではなく、おとなしい男の子でも一度や二度くらいは言ってしまうものです。

 

思春期あるあるの代表例といってもいいくらいのことですから、ショックを受けたりする必要はありませんよ。今まで「いい子」でいた男の子だからこそ、お母さんがいつまで経っても自分を放してくれない、と無意識に察知してしまうのです。ある種の危機管理ともいえます。

 

お母さんがそのことを理解できずに子供にしがみついてしまうと、暴言はますますエスカレートしてしまうでしょう。お母さんにとっての「いい子」を求めてしまうと、思春期の子供は受け入れられず離れていきます。

 

大人と一緒で暴言は言った方も辛い思いをしています。息子さんだってそうです。本音は本気でそんな事思っていません。お母さんが少し引いて息子を大人扱いしてあげましょう。そうすることで息子さんも安心することができ、暴言も自然と減っていくでしょう。

 

また、物に八つ当たりをしてしまう、ということもあるでしょう。時には壁に穴があいてしまうこともあるでしょう。壁に穴をあけてしまってもその穴を埋める必要はありません。その穴を見るたびに息子さんは思春期の自分を思い出し、大人になれば成長の証として眺めるようになります。

 

壁を殴れば誰かを傷付けることはありません。イライラや怒りがマックスになってしまっても、他人を傷つけないで済む方法を選んだということ自体が息子さんが成長している、という何よりの証拠です。些細なことを注意しただけだったかも知れませんが、注意したことを後悔する必要もありません。

 

思春期は常にいろんな事に敏感になっており、その分イライラも溜まりやすく、怒りの沸点も低かったりします。「かんに障る」という状態が常に続いており、いわゆる尖ってしまう時期なのです。

 

思春期になると家族ともケンカが増えます。兄弟ゲンカもそうですし、父親と一触即発状態になってしまうケースもあります。それぞれで対処方法が異なりますから、気を付けましょう。

 

まず、父親とまるで冷戦状態になってしまった場合ですが、父親の事が嫌いになったわけではありません。時にはそれまで見えなかった父親のダメな部分が急に見えてしまい、腹がたつ事もあるでしょう。反対に立派過ぎて対抗心を燃やす場合もあります。思春期になると父親を超えたい、そう思うことが自然です。勝ちたいというわけではなく、一人前だと認めて欲しいのです。

 

しかし、父親も男です。父親の威厳などと言ってチカラで無理矢理抑えこもうとしたり、子供扱いしてしまうと反抗期が長引きます。意地を張ってしまうタイプの父親には、お母さんがそっと父親と息子の間に入り、2人の架け橋となりましょう。息子の前では、父親の気持ちをそっと伝え、父親の前では息子の本音を呟いてみてください。

 

兄弟ゲンカの場合には、お母さんはもちろんお父さんもどちらか片方に肩入れする事がないようにしましょう。目の前で兄弟げんかをされると口出ししたくなるかも知れませんが、「うるさい」という事だけ伝えるようにします。

 

思春期同士の兄弟げんかは時に激しくぶつかり合う事もありますが、心配はいりません。成長して大人になるとよきライバルとなります。兄弟をみて、自分も頑張ろうと思えるようになるのです。

 

思春期ならでは・・・

思春期には似たような友達とつるみ、その友達は分身のような存在になっています。家に友達を連れてきたなら、その子はかなり息子さんと仲がいいのでしょう。そんな友達を見て、なんてしっかりしているんだろう、と驚かなくても大丈夫です。息子さんもきっと外では同じような感じです。

 

家にいる姿しか見ていないので、ついつい「なんてしっかりとしたお友達なんだろう。それに比べて・・」なんて思っていませんか。隣の芝生は青く見えるものです。お友達のお母さんは息子さんを見て、きっと同じ事を思っているはずです。二面性を身につける時期なのです。

 

下着に気を使い出すのも「思春期ならでは」です。これは男の子に限ったことではありません。女の子でも同じです。なんとなく、子供用のパンツを履いている事が恥ずかしく、かっこ悪いんじゃないかと思い始めるのです。

 

友達がトランクスを履いていたら、羨ましく感じます。素直に自分でパンツを買いたいと言える子もいますし、恥ずかしくて言い出せない子もいます。自分で一生懸命選んでパンツを買ってきたとしても、からかったりしないであげてください。別にデート用の勝負パンツが欲しいわけではないのです。

 

思春期ならではの事といえば、髪の毛を金髪に染めてしまう子も珍しくありません。今どき金髪なんてかっこ悪いわよ、なんてファッションセンスについての話は、今するべき話ではありません。そもそも子供のファッションセンスについて、親はあまり口出ししない方が賢明です。

 

問題行動は時にSOSのサインですが、金髪に髪の毛を染めること自体は思春期に良くある好奇心の延長線上でしかありません。本当の問題は、本人がそれによって生じるであろう色々な問題にどう向き合うつもりなのかということです。

 

思春期であれば学校に行っている子がほとんどだと思います。通っている学校は金髪を認めているのでしょうか。明らかな校則違反であると分かっていて、金髪にしている場合は、挑戦状を叩きつけているようなものです。

 

それは学校への挑戦状かも知れませんし、親への挑戦状かも知れません。そうまでして何を訴えたいのでしょうか。ここは慎重に判断しなければいけません。そして、息子さんとゆっくりと話し合う必要があります。

 

「金髪は校則違反だよね。それを敢えて今金髪にするというのはどういうこと」とストレートに聞いて見ましょう。最初は本音を言わないかも知れませんが、冷静に時間をかけて話し合えば彼らの狙いが見えてくるはずです。

 

自分の意図を理解してもらえれば、わざわざ金髪に染めるという面倒なことをしなくて良くなりますから、髪の毛も自然と元に戻すでしょう。

 

思春期は特に「親は子の鏡」を忘れずに

ゲームや携帯は、時間を忘れてしまうほどの中毒性があります。息子さんが携帯ばかり触っていて心配されるお母さんは少なくありません。かといって、ガチガチに禁止してしまうと成長してからハマってしまうでしょう。

 

危ないからといって、包丁を使うことを禁止してしまうと、いつまで経っても包丁を使えるようにはなりません。最初から禁止令を敷くのではなく、実害が出たときに話し合うようにするといいでしょう。

 

例えば、ゲームばかりやっていて成績が下がったとか、携帯ばかり触っていて携帯料金がとんでもない金額になった等です。本人が納得して自分で制限できるようにならなければ、隠れてゲームや携帯を触るようになり、何の意味もありません。

 

本人がそういう気になる前に親があれこれ言うと親への反抗という、別の火種ができてしまいます。特に男の子は失敗から学ぶ生き物ですから覚えておきましょう。しかし、携帯を渡す場合にはしっかりとフィルタリングやパスワード管理をして子供を危険から守るということは必要です。

 

警戒心が強い子と弱い子がいますが、警戒心の強い子は携帯を渡しても何となく「これ以上はダメ」と自然に分かります。警戒心の弱い子はそれが分からないのです。分からないと危険な事件に巻き込まれてしまう可能性があります。もし、警戒心が弱いと思うなら適度に危険を経験させてあげましょう。

 

また、ゲームや携帯を渡した時にでも「何かあったら必ず隠さずに相談すること」と伝えておきましょう。

 

子供が携帯ばかり触っていたら注意をするくせに、お母さんやお父さんは家の中で携帯ばかり触ってはいませんか。「子は親の鏡」ですから、子供から指摘される前に自分たちのことを振り返って見ましょう。

 

思春期になればエッチな雑誌も読みますし、携帯のサイトだって見たいと思うようになります。その事自体は健全な思春期男子なら全く自然な事で、すくすくと成長している証しですから、気に病むことはありません。

 

特にエッチな雑誌を見ているだけなら何の心配もいりません。問題は携帯のアダルトサイトです。携帯で見る方が誰の目も気にしなくていいですし、雑誌のように隠さなくて済みます。そうなると使いたくなるのが思春期男子の心理です。

 

携帯のアダルトサイトは危険がいっぱいです。思春期男子にはリスクが大き過ぎます。いくら「危険を経験させて警戒心を育てたい」といっても、アダルトサイトはやり過ぎです。どんな危険があるのか、是非子供に説明してあげてください。

 

また、くれぐれもサイト内で知り合った人と会ったりする事がないよう、個人情報を漏らしたりする事がないように、そのリスクについても分かりやすく説明しましょう。

 

「子は親の鏡」と言いますが、子供が無気力に感じられるなら、自分たちの行動を振り返りましょう。親の口癖が「疲れた」や「はあー」っとため息ばかりついているようでは、子供も気力を出す事が出来ません。親がまずは気力を出して、生活するようにしましょう。

 

気付けますか?思春期のSOS

思春期になると時に子供からSOSが発せられることがあります。万引きをして補導されたら厳しく叱ることも必要ですが、そこばかりでなく、子供の声に耳を傾け子供が出しているSOSに気付いてあげましょう。

 

万引きは大体が遊び仲間とゲーム感覚でやっているケースがほとんどです。スリルを味わうためにやっているのです。万引きで補導されれば、保護者ですからお店や警察などの関係各所へ出向き謝罪をするでしょう。息子にその姿を見せればいい薬になります。何度も頭を下げるお母さんを見て、何も感じない男の子はいません。

 

「学校に行きたくない」と言い出したら、これは万引きで補導されるよりも深刻な子供からのSOSだと考えましょう。息子の話も聞かず、ただ一方的に「子供は学校に行くもの」という親の価値観を押し付けてしまうと、時に予想もつかない事態に発展してしまうケースもあります。

 

子供の話に耳を傾け、もしも既に「いじめ」などの深刻な事態になっているとしたら、専門家や学校のサポートも必要でしょう。親の価値観を押し付けることなく、思春期男子の繊細な気持ちにそっと寄り添い、認めてあげましょう。認めてもらえると安心し、次の一歩へと繋がって行きます。

 

「いじめ」は思春期男子の親だけではなく、子供を学校へ通わせているすべての保護者の心配事だと思います。いじめられる子、いじめる子、それを見ているだけの子、みんなが被害者です。

 

被害者も加害者もありません。親としては、どちらの側だったとしても、傍観者の側だったとしても、できることは「ありのままの子供を受け入れる」だけです。そして、支えになってあげること。これしかありません。

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