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0歳から始める勉強習慣

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子どもに勉強習慣を付けさせる

小さいお子さんにとって、毎日の生活は常に学習の場になっています。しかし、よく「自分の子どもは勉強ができない」「どうやったら勉強してくれるのかしら?」など親御さんの声を耳にする機会が多いと感じます。実際、子どもの学習習慣はどのように形成していけばいいのかご紹介していきたいと思います。

 

0~2歳児におすすめの学習を習慣化する場面

0歳から学習というと「えっ?」と思われるかもしれませんが、子どもは生まれた段階から学ぶ力はとても優れています。ハイハイが出来るようになると自らの周りにあるものを触ったり、口に入れたりして親を慌てさせますが、それも子どもが学習していると言えるのです。そういった事からも、乳児にとっては日常の生活が学習の場と言えます。

 

そんな0歳の乳児には読み聞かせをすることが学習という点で大事なポイントになります。読む・聞く・書くは学習の基礎となる部分ですから早くから触れることでその後の理解力などにも影響が出てきます。また、親が言葉をたくさん読み聞かせることで、子どものしゃべり始めが早くなる傾向にあります。

 

言葉をしゃべるためにはその言葉の音を覚えなければなりません。その音を覚えるためには、何度も言葉を聞かせることが必要ということです。1日10分程度を目安にして絵本などを読み聞かせてあげるとよいでしょう。そして、それを生活の一部として習慣化するのです。

 

1~2歳児には食事の前や、車の中、お風呂など習慣化のチャンスがいくつか出てきます。この頃になると、食事の際は椅子に座ることが多いと思います。座るという習慣が身についているため座学(本読み、カード等)をスタートするには最適な時期なのです。また、車の中ではラジオや音楽CDを流すことで言葉を聞かせるだけではなくリズム感を養えます。

 

お風呂では、湯船につかるなどリラックスしている状態が多いのでその際に50音やアルファベット・数字など子どもと一緒に口にするといいでしょう。おすすめなのが、湯船につかっている時やお風呂を出る前などに10・9・8・・・2・1・0とカウントダウンするという方法です。なぜなら、0という数字を早い時期に認識することで、数学的センス(数的センス)を養うことが出来るからです。

 

3歳児以降は達成感、小学生には集中する時間を設定する

子どもが3歳ぐらいまで大きくなると、子ども自身の好みなど親もわかってくると思いますので、子どもの興味をそそる問題集などを机に向かってさせることが可能です。問題集と言っても、キャラクターの色塗りやパズルなどで十分です。

 

そうして、子ども自身が「できた」という達成感を感じるようにする機会を作っていくのです。また、ピアノやそろばんなどの習い事をされているお子さんは、予習・復習というふうにやることも効果的です。

 

小学校に通っているお子さんは、授業という形で学習する習慣が作られるようになるため、家でする学習習慣としては、予習・復習をする時間として位置付けたほうがいいでしょう。時間帯としては、朝の習慣として取り入れることをおすすめします。朝は睡眠をとった直後のため、脳の中がリフレッシュされた状態になっており集中しやすく、物事を習慣化する時間として最適と言えるからです。

 

この時の教材としては、5~10分で終わる難しすぎないドリルなどが好ましいでしょう。難しすぎると習慣化することが難しく、子どもも達成感を味わうことなくやる気を失ってしまうからです。

 

また、やりたくないというお子さんには、ラジオ体操など軽い運動をする習慣をおすすめします。脳に酸素を多く取り込むことになり、授業中の集中力も向上します。その後、それまで運動していた時間の半分を勉強にシフトしていくなど工夫していくといいでしょう。

 

基礎・土台作りの期間で親はあわてないこと

幼少期の学習は、子どもの能力や人格形成に大きな影響を与えることは皆さんご存知だと思いますが、その成長の度合いは非常にゆっくりしたものです。

 

小さな子どもが飽きもせず、同じ遊びを何日も繰り返すことがあります。大人から見れば同じように見えても、子どもにとっては違います。手指の感覚を育て、脳に刺激を送り、理解、上達していくという過程を行っているからです。そして、十分に満足し、達成感を得られたことで、次へ進みます。

 

実はこれ、よく考えると大人もすることなのです。例えば、好きなアーティストの楽曲を弾けるようになりたいとギターを練習するとします。弾けるようになるには、その楽曲を繰り返し練習していく以外ありません。そして、自分がマスターしたと納得した後別の楽曲にチャレンジしようとすることと全く同じことなのです。

 

勉強においても一緒です。その子の実力に合った問題をコツコツとやっていくことで、理解が深まり、基礎となる土台が築かれます。特に小学4年生ぐらいまでは、大人にとって簡単に解ける問題が多いため子どもに対して「何故こんなものもできないのか?」と不安に思うこともあるかもしれません。しかし、「今は基礎を固めている時間なのだ」と、あわてず見守るような気持ちでいましょう。

 

なぜ、学習習慣を身につける必要があるのか?

よく、小さい頃は頭が良く学業優秀だった子が、中学校あたりから成績が下がっていくという場合があります。これは、もともと頭が良く理解力が優れている子どもに多く見受けられます。理解力が高いので、授業などで一度聞けば理解することができ、テストもいい点数を取ります。

 

そこで勉強が出来ると安心してしまい、繰り返し問題を解くという基礎をおろそかにしてしまうのです。そのため、小学校高学年以降から応用力を求められる問題が解けず、成績が下がるという結果になります。

 

また、基礎力を鍛えようとしても、コツコツと集中する習慣が身についていないため、子どもが無理を強いられやる気を失ってしまい、さらに授業についていけないといった負のスパイラルに陥ってしまい、抜け出すのが困難になってしまうのです。

 

そうならない為にも、学習習慣を早くから身につけるということは大切で、それぞれの子どもに合ったペースを見つけ根気よく続けていくことが重要になってきます。

 

なお、朝の学習習慣においては、結果をどうこう言うことは避けましょう。なぜならば、子どもが学習習慣を身につけることと、親が子どもの苦手を理解するということが目的だからです。学習結果に気を取られ本来の目的を忘れてしまってはいけません。

 

しかし、学習結果を気にしなさすぎるのもモチベーション低下になりますので、1か月に1度ぐらいのペースで小テストなど行うとよいでしょう。

 

学習習慣をスタートする前の親の心構え

学習習慣を子どもに身につけさせるには、親のサポートが不可欠です。しかし、始めた途端、厳しいルールを子どもに押しつけたりして子どもが負担を感じてしまうケースがあります。それは、親が必至すぎるからです。

 

子どもにとって勉強はスポーツやテレビゲームと一緒です。スポーツやテレビゲームは勝敗やスコア、技術などで競うことで達成感や高揚感を感じることができ、また上達しようというやる気につながっていきます。

 

勉強も同様の達成感と高揚感を得られますが、その感覚が少し弱いというだけです。親は勉強がスポーツやテレビゲーム同様の達成感と高揚感を得られるようになるまで気長に見守ることが大事です。

 

また、親自身、下記の4つのことを明確にしておく必要があります。

1.子どもが10分の学習習慣を身につける必要があるのか?

2.子ども自身が必要としている教材

3.学習習慣を実施する時間帯

4.10分の学習習慣を始めることをどう説明するか?

 

これらを子どもにもちゃんと伝えることで、お互い目標を定めることができ、親としても意識が高くなります。

 

最初のうちは、子どもも、とまどったり、イライラしたりうまくいかないこともあるでしょう。しかし、「違う、間違っている」などのネガティブなことは口に出さず、サポートする意味でちゃんと横で見守りましょう。子どもの得意・苦手を理解する時間だと意識することが大事なことです。

 

その場で口を出して対処するのではなく、苦手な部分が分かれば次回以降に行う学習教材に対策を講じればよいのです。

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