facebook Twitter はてなブログ feedly

首都圏の大手中学受験塾の特徴と学習内容

中学受験塾で勉強する小学生

中学受験塾と言っても、たくさんあって、どこへ子供を入塾させて良いか、迷ってしまうのではないでしょうか。今回は、首都圏の大手中学受験塾の特徴や学習内容について見ていきましょう。

 

日能研は、栄光の道、カリテ、全国公開模試を繰り返して、苦手な部分を補強する

日能研は、日能研本部、日能研関東、日能研関西、日能研東海、日能研九州の5つの法人で全国展開しています。カリキュラムは全国共通ですが、一部のエリアでは副教材が異なります。首都圏は、本部と日能研関東に所属する校舎が混在しています。

 

本部系列の塾は、クラスをR、G、Wと分け、日能研関東系列の塾は、MとAでクラスを分けています。

 

メインの授業用教材は、「本科教室」と呼ばれるものを使用しています。初めての単元に入る時は、テキストの本文に入る前に、「学びのひろば」と「学びのとびら」という導入部分から学びます。その後、「考えよう」という例題を解いてから、クラス別のレベルに合わせた類題をピックアップして解いていきます。

 

また、宿題用教材として、「栄光への道」というテキストがあります。これと、「本科教室」でやり残した部分が、家庭での学習分となります。

 

「栄光への道」をすることで、授業の復習を兼ねています。どの問題が宿題になるかは、クラス別の講師が指示します。この他にも、「計算と漢字」というドリルを、毎日数問ずつこなします。

 

提出させた宿題は、講師が授業前や空き時間にすぐチェックして返却しています。漢字は、授業で小テストを行います。

 

日能研関東では、オリジナルテキストで「復習の社会」、「復習の理科」というワークブックも追加しています。このように、同じ日能研でも、法人によっては別教材も加えます。

 

日能研では、宿題を出し、提出されたノートをチェックするだけではありません。毎週末に実施される「学習力育成カリテ」で、家庭学習の成果を試させています。通称カリテと呼ばれており、カリキュラムテストの略です。5年生までは隔週、6年生からは毎週カリテが行われます。

 

学力に応じて、共通問題と基礎問題の組み合わせたカリテを受ける生徒と、共通問題と応用問題を組み合わせたカリテを受ける生徒に分けられます。さらに、共通問題、基礎問題、応用問題のそれぞれにもレベルがあり、特進コースの生徒や、成績優秀者でも苦戦してしまうとも言われています。

 

カリテを受け終わったら、自己採点をして、間違えた問題や解けなかった問題を確認します。通常の家庭学習と並行して、家庭でカリテの解き直しを行います。塾では、カリテの解き直しの方法や、カリテを受けた直後からの時間の使い方など、細かく指導しています。

 

国語の漢字や語句の問題と、社会と理科の問題は、間違っていた部分を正しく覚え直すだけなので、この部分は、家庭に戻ってから解き直すのではなく、カリテを受け終えた直後に、塾で解き直しを終えるように指導しています。

 

算数だけは、解き直しに時間がかかることが想定されます。カリテの解き直しだけではなく、通常の家庭学習として出されている課題も多くあるので、大変です。このような状況を塾では把握しているので、視点や考え方を切り替えるように指導しています。

 

例えば、解き直すことに30分以上費やさない、間違えた問題のうち半分だけ解き直してみる、解説を見ても分からない問題は、切り捨てるというような内容です。各校舎によって若干指導法は違います。

 

解説を見ても解けない複数の問題を、いつまでも見つめ続けていたところで、力が付くことはありません。それならば、受験に影響が出るような最も重要な問題だけをピックアップして、解く力を身に付けた方が、効率がよいという判断です。

 

日能研は、通常の家庭学習については、親の関与は特に必要ないと考えています。しかし、カリテの解き直しについては、親も間違えた問題の数や、問題の難易度などを把握します。そして、解説や受験者全体の正答率なども勘案して、30分という時間枠で最優先すべき問題はどれかを判断するサポートをします。

 

このサポートはとても重要で、今後の子供の成績に大きくかかわる部分だと考えられています。

 

また、日能研には「全国公開模試」があります。4年生から受験可能で、4年生から6年生まで、学年ごとに変動はありますが、ほぼ月1回のペースで実施されます。日能研の生徒ではなくても受験可能のため、約1万2千人が毎回参加していると言われています。

 

全国公開模試は、過去30年分のノウハウと、7万件の入試データ分析を基に作成された問題であり、受験結果の信頼度も高い内容です。

 

出題範囲が毎回決まっているわけではありません。しかし、模試直前1ヶ月分のカリテから、1問は出題される可能性が高いので、日能研生は、カリテをテスト対策として使用するように指導されています。

 

以前学習した単元からも問題が出題されるので、間違えた問題を確認することで復習にもなります。全国公開模試のある週はカリテはありません。計画的なテスト対策で、学力向上を目指していきます。

 

授業で学習したことは、「栄光への道」で復習します。きちんと復習したことが理解できているかを「カリテ」で試し、できなかった問題はすぐ解き直します。また、ほぼ毎月行われる「全国公開模試」を受けて、問題の解き直しをします。

 

このように、入塾から受験直前までの長期間かけて弱点を見つけて、問題の解き直しを繰り返して学力を上げていきます。効率よく、その都度弱点という穴を埋めていくのが、日能研の学習スタイルです。

 

また、日能研では、カリテや全国模試の結果により席替えが行われます。1クラス約25名前後の中で、一番前に座る子供は成績上位者で、一番後ろはテストを受けなかった者、または成績が下位であることが一目で分かります。また、4年生と5年生は、2カ月に1度、6年生は毎月、成績別にクラス替えもあります。

 

席替えやクラス替えで、自分だけが、大変な思いをして勉強しているわけではないということが分かるし、良い緊張感を保ちながら競争心を刺激し続けます。また、カリテや全国模試の点数に応じて、「栄冠ポイント」がもらえます。授業内での発言や宿題の内容、授業内での漢字や計算の小テストの点数に応じて、「栄冠シール」がもらえます。

 

全国にある日能研の校舎ごとに、栄冠ポイントや栄冠シールがもらえる基準が違いますが、一定数のポイントやシールの枚数で、景品と交換できます。

 

カリテや全国模試の結果は、全て「MY NICHINOUKEN」と呼ばれるデータベースに反映されます。保護者が個別にログインして、過去の成績や、志望中学の合否判定などが確認できます。

 

日能研は、保護者からの質問や相談を電話で受け付けており、このデータをもとに、クラス担当者が個別のアドバイスや情報提供を行います。

 

クラス担当者は、国語、算数、理科、社会の4教科それぞれの授業担当者とは別の人です。生徒や保護者へ、教科の枠を超えた学習全体のサポートを主に行います。授業に対する不満など、直接教科担当者には言いにくいことも、クラス担当者は、第三者的な立場で受け付けて、改善に努めます。

 

クラス担当者と、4教科の授業担当者で構成したチームを「シラバスチーム」と呼んでいます。全国の日能研教室の全クラスにシラバスチームがあります。

 

日能研の学年別の1週間の基本スケジュールは、次のとおりです。

 

4年生(4科目受講の場合)

・通室は、平日週2回

・授業時間は教室により異なる。

・隔週の土曜日にカリテ

 

5年生(4教科受講の場合)

・通室は、平日週3回

・授業時間は教室により異なる。

・隔週の土曜日にカリテ

 

6年生(4科目、週4回受講の場合)

・平日3日、土曜日

・授業時間は教室により異なる。

・毎週日曜日にカリテ

・9月からは、毎週日曜日に「日能研入試問題研究特別講座」(通称「日特」)を受講しつつ、「合格判定テスト」など、合格をより確かなものにするために、時期に合わせたテストが多く行われる。

・志望中学受験校別の講座や、学力別の講座もある。

 

四谷大塚は、予習を通して、中学受験後も世界で活躍できる人材を育成する

四谷大塚は、毎週末に1週間分の学習成果を確認する「週テスト」を実施しています。週テストは、首都圏にある中学受験塾が、学習カリキュラムを構成するときに、基準にしたと言われています。

 

四谷大塚の学習は、「予習シリーズ」という教材をベースに行われます。予習シリーズは一般販売もされていて、四谷大塚に通っていない人でも、購入可能です。

 

「予習シリーズ」を教材として、「週テスト」を実施している塾は、四谷大塚の直営校だけではありません。700校を超える提携塾が全国にあります。

 

四谷大塚が開催する、「全国統一小学生テスト」は、直営校や提携塾に通っていない子供も受験ができる、人気の模試です。2017年は全国の受験者の合計が15万人を超えました。

 

復習を中心とした学習カリキュラムを組む塾が多い中、四谷大塚は、予習を軸とした学習スタイルを貫いています。

 

これは、社会に出て困難にぶつかっても、自ら解決できるような力を、中学受験勉強を通して身に付けていってほしいという塾の思いがあるからです。誰かが助けてくれることを待っていては、困難を自ら乗り越えることはできません。

 

しかし、復習をメインとし、予習をさせない塾でも、塾側の思いはほぼ同じです。社会に出たら、経験したことのない問題にぶつかることはよくあります。それをその場で自ら解決できなければ、社会で生き残ることはできません。

 

毎回塾で初めて目にする問題に、その場でどう対応していくかを学び続けることで、社会に出ても役に立つと考えています。

 

どちらの考えも間違っていません。そして、復習する方が知識を定着させるには効率が良いことを四谷大塚も分かっています。それでも四谷大塚は、先に予習シリーズで独学をさせて、誰にも助けてもらえない孤独な状況をあえて作り出します。

 

少し時間を置けば、誰かがヒントを与えてくれるような環境に、あえて慣れさせないことで、将来世界で活躍できるリーダーとなるような人材を育成していくのが狙いだからです。

 

四谷大塚では、まず予習シリーズで勉強し、「予習ナビ」と呼ばれるインターネット経由の映像授業を見て、理解を深めます。ここまでが自宅で独学する範囲です。しかし、本当に自分の考えが正しいのか不安になりますし、どうしてもわからない問題が出てきます。この不安や疑問を明確にしてから、塾で授業を受けることが予習の目的です。

 

小学4年生以上は、国語と算数の授業をそれぞれ週2回行います。理科と社会は週1回ずつです。国語と算数は、週の最初の授業で例題から解き方を学びます。独学で学んで、不安や疑問に思ったことが、ここで解消されます。

 

算数の場合は、解き方を理解したところで宿題が出されます。宿題の内容は、主に予習シリーズ内の問題や、予習シリーズとセットで四谷大塚に通う生徒が購入する、必修副教材の「演習問題集」から出されます。

 

さらにはレベル別に、上位校を目指す生徒向けの「応用演習問題集」や、基礎固めを中心に勉強をしたい生徒向けの、「基礎演習問題集」からも宿題が出されることがあります。

 

2回目の授業のときに、1回目の授業で出された宿題を提出します。2回目の授業は、演習問題を解くことを中心に進めていきます。生徒が問題を解いている間に、講師は提出された宿題をチェックして、返却します。

 

クラスや各校舎にもよりますが、2回目の授業では、あえて宿題を出さず、週テスト対策に各自取り組みます。予習シリーズや演習問題集にある問題と、同じような問題が週テストで出ることもあります。問題を再度解き直してみたり、予習シリーズの各単元の最後にある「復習問題」を解いたりしておきます。

 

「週テスト」の結果で、自分の考えや、これまでの勉強方法は正しかったのか、改善しなくてはいけないのかが分かります。四谷大塚では、こうして生徒が自分でPDCAサイクルを回していく学習スタイルをとっています。

 

週テストは、24時間以内にインターネット上で返却されます。間違えた部分は「復習ナビ」と呼ばれる映像授業で確認、復習ができます。さらに、間違えた問題と似たような演習問題も解くことで、理解を完全なものにします。ここまでが、1週間単位のスモールステップです。そして、すぐ次の単元の予習をするというサイクルになります。

 

四谷大塚では他にも、語彙力アップを目的とした、「国語力5000」、計算力アップを目的とした、「計算力2000」というパソコンを使ったIT教育コンテンツも導入しています。各教室で点数を競う大会を開催するなど、学習にメリハリをつける工夫をしています。

 

このサイクルが4週続くと、5週目は、予習シリーズの「総合回」を学習します。ここでは、4週分のまとめ学習をします。総合回を学習した直後のテストは、週テストではなく、「公開組分けテスト」になります

 

公開組分けテストの結果に基づき、上からS、C、B、Aの4コースに分けられます。ただし、これは塾のクラスではなく、週テストのレベルを表しています。レベル別にテスト問題が違っているため、自分の学力がどのレベルなのかを、5週目に確認することができます。

 

4年生で入塾したときは、Aコースからのスタートでも、頑張れば6年生の初めにはCコースに、さらなる頑張りでSコースになることも十分可能です。第一志望の中学校に合格するには、どのように、どのくらい努力すればよいのかを、自ら判断して、実行に移せる子供に育てるために、四谷大塚では、このようなカリキュラムを組んでいます。

 

生徒の中には、家庭学習がうまくいかない子もいます。このようなときには、自習室で自ら勉強してみようと思えるような気付きを与えるような声掛けを、講師がすることもあります。

 

四谷大塚では、要望があれば、いつでも保護者からの電話相談を受け付けていますが、定期的に三者面談も行っています。子供の学習状況や、今後さらに学力を伸ばすために必要なことなどを、個別にアドバイスしています。

 

また、毎月の公開組分けテストを子供が受けている最中に、父母会を開催しています。四谷大塚の学習スタイルは、家庭学習の内容が成績に表れるので、保護者のサポートが必要です。父母会では、次回の組分けテストまでに学習する、授業内容の説明が主に行われます。そして、家庭ではどのようなフォローをしてほしいか、教科別に説明があります。

 

この他、首都圏の入試終了直後に、来年度の入試対策を兼ねた入試報告会を開催したり、四谷大塚主催の私立中学校に実際出向いて、授業の様子や施設が見学できる学校参観もあります。

 

四谷大塚の学年別の1週間の基本スケジュールは、次のとおりです。

 

4年生(4教科受講の場合)

・平日週3回通塾

・そのうち金曜日は週テストと解説授業を行う

・受講時間は、校舎によって異なる

 

5年生(4教科受講の場合)

・平日週2回と土曜日が通塾日

・土曜日は週テストと解説授業を行う

・受講時間は、校舎によって異なる

 

6年生(4教科受講の場合)

・平日週2回と土曜日、日曜日が通塾日

・土曜日は週テストと解説授業を行う

・4月から「合不合判定テスト」という模試を日曜日に実施

・9月からは「学校別対策コース」が設定される

・学校別判定テスト、公立中高一貫校対策実力判定テストも実施される

 

サピックスは、親の高い関与をベースに、中学受験の目標達成を行うスタンス

サピックスは、全学年で、「デイリーサピックス」と呼ばれる小冊子を中心にした学習を行います。加えて数種類の教材が科目ごとにあります。これは、学年によって異なります。サピックスの教材は、学校のテストプリントのようにシンプルです。

 

低学年の教材には、キャラクターが登場して楽しく学べるようになっています。しかし、高学年になるにつれて、1枚当たりの問題量は増えていきます。サピックスの教材がシンプルなのには、理由があります。

 

それは、記述式問題や応用問題に対応できる思考力を養うために、講師が黒板を使い、生徒に積極的な発言をさせることに、通常授業では重点を置くためです。実際の入試で必要なのは、1つ1つの問題の意図を理解し、適切な言葉を用いて回答する力です。

 

サピックスでは、復習を中心とした家庭学習スタイルをとっていますので、通常授業で初めて目にする問題と向き合うところから始まります。授業で、生徒たちには積極的に発言をさせて、思考力を鍛えます。だから、教材にだけに集中しないように、シンプルな内容になっています。

 

特に算数の学習方法が、サピックスは他の中学受験塾と違います。4年生から6年生までの算数の授業は、「算数B」と「算数A」に分けて行われます。「算数B」では、初めて目にした問題について、講師が黒板を使いながら、生徒と討論していきます。そのため、経験豊富な講師が授業を担当します。

 

たくさんの意見が出てくる中で、解答方法が閃き、論理的に考える力が養われるような時間を作ることが、「算数B」での指導目的です。

 

「算数B」の授業の1週間後に、次は「算数A」があります。算数Bを復習する時間です。一度学習した問題や類題を、応用問題や小テストを追加して解くことで、学習内容を定着させます。算数Aで行う確認テストのことを、「デイリーチェック」と呼びます。

 

4年生と5年生は、復習授業を受けてから、15分程度のデイリーチェックを行います。さらに、翌週の算数Aの授業では、25分間の「基礎力定着テスト」があります。つまり、1回の算数Bの授業に対し、復習を兼ねた確認テストが2回行われるということになります。

 

算数Aは、テストや解説がメインになるので、経験の浅い若手の講師が担当することもあります。

 

さらに、4年生と5年生は、「総合回」という授業が5週に1度あります。過去4回の算数Bで学習した内容をおさらいします。総合回もデイリーチェックと基礎力定着テストがあります。

 

5年生からは、「デイリーサピックス」と「デイリーサポート」の2種類を中心に授業が行われます。特徴的なのは、「デイリーサポート」には、表と裏にまったく同じ問題が印刷されていることです。表は授業用です。授業でメモをしたものは、そのまま残しておきます。授業終了後、自宅で裏面の新しい問題を解き直すことで、授業内容が定着します。

 

「デイリーサピックス」と「デイリーサポート」には、それぞれ、基本問題、応用発展問題、思考力問題があり、生徒の学力に合わせて、講師が家庭学習の範囲を指示します。「デイリーサピックス」の問題は、星の数で難易度が分かるようになっています。星3つが最高難易度です。

 

サピックスは、授業で学習したことを、家庭で復習するための課題量がとても多く、欲張りすぎると消化不良を起こして、挫折してしまいます。星の数を目安に、家庭では親子で話し合いながら、着実に学力が身に付くような取り組み方を考えます。

 

家庭で学習する教材に、「基礎力トレーニング」という計算や一行問題が詰まったテキストもあります。4年生と5年生は、理科と算数の2種類ですが、6年生は算数だけです。毎日コツコツと、同じような問題に繰り返し取り組むことで、理解の定着化を図ります。

 

しかし、単調な問題を継続して解き続けることは、小学生の意志だけではつらく、ただ与えられた課題をこなしていくだけになってしまいます。サピックスでは、このようになってしまうことを分かっている上で、親が家庭でサポートすることを前提とした学習スタイルをとっています。

 

サピックスでは、「宿題」という言葉は使わず、「家庭学習」と呼ぶのも、言われたからやるということではなく、自らの意志で勉強する力を身に付けさせることを目的としているからです。

 

自発的に子供が初めから勉強ができるはずがありません。家庭で自分から学習するためのきっかけ作りを親が行い、家庭学習が毎日の日課となるまでサポートします。ときには、分からない問題を、親子で一緒に考えてほしいともサピックスでは保護者に伝えています。

 

講師も家庭学習をしているかチェックはしますが、細部までは立ち入らず、ある程度各家庭に任せています。サピックスは、他の中学受験塾と比べても、比較的家庭が関与する割合が多いことで知られています。

 

1回の算数Bの授業に対して、5年生なら、「デイリーサポート」「基礎力トレーニング」「デイリーチェック」「基礎力定着テスト」をこなし、さらに、「総合回」でもテストを行い、スモールステップを繰り返します。

 

人間は、1度記憶したことを、その後何もしなければどんどん忘れていきます。これにひたすら逆らう方法を、塾と家庭で実践させていくのが、サピックスの算数です。

 

なお、「デイリーチェック」は、国語、理科、社会でも行います。5年生からは、理科と社会は「コアプラス」という家庭学習用教材が追加されます。一問一答形式の問題集で、この内容に沿った定着テストも、授業中に行われます。この他にも、4教科すべてにおいて、定期テストが実施されています。

 

まず、授業時間内に月1回行われる、「復習テスト」と「マンスリー確認テスト(4年生から)」があります。復習テストは、コースの昇降には関係ありませんが、マンスリー確認テストは、コースの昇降を兼ねた実力テストです。

 

また、年3回、「組分けテスト」が実施され、これもコースの昇降に関係があります。組分けテストは、日曜日や祝日に実施されます。組分けテストがある月は、同日に復習テストも実施する場合があります。組分けテストは、サピックスへ入塾を希望する子供の入室テストも兼ねています。

 

各テストでの満点者や、家庭学習や授業中の発言など、学習に対する取り組みが優れていた生徒は、ご褒美シールがもらえます。シールの枚数に応じて景品と交換ができます。

 

また、組分けテストや、マンスリー確認テストで、コース内の成績が1番だった場合は、表彰されます。全体の成績上位者は、メダルも授与されますが、表彰はコースごとに行われます。上のコースにいる生徒も下のコースにいる生徒も、同じように評価して、努力の成果を表彰状で形にします。

 

6年生になると、毎週のテストで、コース内で席順を変えていきます。テストの成績を常に意識して、1点差で揺れる自分の立ち位置を実感させて、中学受験に必要なハングリー精神を養います。

 

中学受験勉強中に、学習の成果が点数になって表れず、親子で不安になることもあると思います。このようなときは塾に相談すると、状況に応じて、教科担当講師や教室長と話し合うことができます。

 

サピックスの学年別の1週間の基本スケジュールは、次のとおりです。(首都圏の場合)

 

4年生

・平日週2回通塾

・17:00から20:00まで

・コースにより時間割が異なる

 

5年生

・平日週3回通塾

・17:00から20:00まで

・コースにより時間割が異なる

 

6年生

・平日週2回と土曜日の週3回通塾

・平日は17:00から21:00まで

・土曜日は14:00から19:00まで

・コースにより時間割が異なる

・土曜日は志望校別特訓時間割となる

 

※9月以降は、1月までの5カ月間で受講する「難関校サンデーサピックス特訓」という集中講座が日曜日に行われる。また、「学校別サピックスオープン」と呼ばれる公開模試なども、日曜日や祝日に開催される。

 

早稲田アカデミーは、学習サイクルを定着させてから中学受験勉強へ移行する

早稲田アカデミーは、四谷大塚の提携塾となっているので、メインの教材は四谷大塚と同じ、「予習シリーズ」を使っています。予習シリーズを基準にしたカリキュラムが組まれていますが、クラスのレベルに応じた、オリジナル教材が追加されます。

 

四谷大塚同様に、4週間分の単元終了後、「総合回」があります。総合回終了直後の週末には、四谷大塚の「組分けテスト」を実施します。成績優秀者には表彰状が授与され、競争意識を高めます。小学4年生までは、生徒の頑張りを評価するシールがもらえます。枚数に応じて、景品と交換できる仕組みになっています。

 

ただし、四谷大塚の「週テスト」は、選択制なので、受けなくても問題はありません。

 

週テストが選択制なので、中学受験勉強を始めたばかりの4年生は、まずは学習サイクルを確立させることを目標にして、学習に取り組むことができます。ただし、難関中学の受験を希望している場合には、週テストを受けた方がよいので、5年生になるまでに、学習サイクルを定着させることが大切です。

 

また、メイン教材の「予習シリーズ」は、効果的に使いこなすことを塾では指導しており、全部やらなくてはいけないわけではありません。授業で活用することが多く、予習は特に必要としていません。

 

早稲田アカデミーでは、予習シリーズの副教材である「演習問題集」、「計算」、「漢字とことば」を、宿題用教材として使用する他、早稲田アカデミーオリジナル教材が、学年ごとにあります。

 

一般的に、早稲田アカデミーは宿題が多いというイメージがありますが、大手中学受験塾の中で、飛び抜けて多いというわけではありません。このように思われてしまうのは、生徒たちの宿題に対する意識が高く、黙々と取り組んでいる姿を見ることが多いので、このような印象を持つ人が多いのではないかと言われています。

 

講師も、宿題をやってきたかどうかだけを確認するのではなく、細部までチェックするので、生徒も手を抜かずに宿題をやることを毎日意識します。

 

早稲田アカデミーが、ここまで宿題のチェックに重点をおくのには、理由があります。それは、家庭でただ教材をこなすだけでは、学力は定着しないので、理解力を上げることを優先にしているからです。

 

小学生は、授業を受けただけで理解ができたと思いがちです。実際宿題を解こうと思っても、実際は理解ができていない場合が多いので、どこが分からないかを明確にするよう、塾では指導しています。ただし、校舎や講師により、指導法は少し違ってきます。

 

例えば、分からない問題は、無理して解かずに付箋を貼って、提出すればよいとする校舎もあります。クラス全体的に見て、同じ問題に付箋を貼ってきた生徒が多い場合には、授業で詳しく教える場合もあります。また、付箋が多すぎる生徒には、個別に対応します。

 

また、宿題の内容から、理解が不十分だと思う生徒には、きちんと自分で分析をして、解決してから「週テスト」を受けさせる講師もいます。生徒が分からないままテストを受けても、良い結果は出ませんし、テストの見直しをするときに、家庭で親が勉強を教えることになってしまうからです。

 

塾以外の習い事をしている生徒も多く、家庭で学習できる時間はバラバラです。早稲田アカデミーでは、「宿題連絡帳」を用いて、塾と家庭の間でやりとりするので、宿題量や質を、個別にカスタマイズできます。4教科を実際担当している講師のうち1人が、窓口となり、やりとりします。

 

保護者は、「宿題連絡帳」を用いて、随時講師とコミュニケーションが取れます。それ以外にも、年2回の個人面談や、各学期にある保護者会にて相談ができます。塾側も、講師から定期的に自宅に電話をかけるように心がけています。

 

早稲田アカデミー1週間の基本スケジュールは、次のとおりです。(4科コース受講の場合)

 

4年生

・平日週2回通塾

・17:10~18:50 19:15~20:35

・土曜日は選択制で、四谷大塚の週テストを実施

・校舎により時間割が異なる

 

5年生

(私国立中受験予定者)

・平日週3回通塾

・17:10~18:50 19:15~20:35

・校舎により時間割が異なる

 

(公立中高一貫校受験予定者)

・平日週2回通塾

・17:10~18:50 19:15~20:35

・校舎により時間割が異なる

・土曜日は選択制で、四谷大塚の週テストを実施

 

6年生

(私国立中受験予定者)

・平日週3回通塾

・17:10~18:50 19:15~20:55

 

(公立中高一貫校受験予定者)

・平日週2回通塾

・17:10~18:50 19:15~20:55

・校舎により時間割が異なる

・土曜日は選択制で、四谷大塚の週テストを実施

 

この他、4年生から対象の、土曜日の週テスト直後に解説授業を行う「土曜YT講座」というオプション講座があります。6年生は9月から、日曜日に「NN志望別コース」「日曜特訓」というオプション講座も開講されます。

 

栄光ゼミナールは、オンライン学習システムで、個別に中学受験対策をする

栄光ゼミナールでは、自宅で「自立学習帳プランドゥ」という教材と、タブレット端末などで見る動画で、次回の授業内容を確認することから始まります。授業では、「自立学習帳プランドゥ」シリーズの「ドゥレッスン」とメイン教材の「EIKOH新演習」を使います。

 

「ドゥレッスン」は、サブノート形式になっていて、授業を受けながら記載していきます。このノートは、授業後に読み返すことで、効率的な復習ができるようになっています。

 

宿題は、「自立学習帳プランドゥ」シリーズの「ドゥプラクティス」、「EIKOH新演習」に加えて、オンライン学習システム「CATS@Home」から出力した、基礎確認プリント(キソプリ)が最低限の範囲です。それ以外の宿題は、コース別に指示があります。

 

基礎確認プリントの内容まで、しっかり理解できたかどうか、次回の授業で「CATS@Home」から出力した、単元確認プリント(タンプリ)でチェックします。プリントを解いている間に、講師は宿題をチェックします。

 

授業後の家庭学習で、「CATS@Home」で、単元の動画で解説を見て確認した後、個別復習プリント(リタプリ)、総合復習プリント(ボスプリ)を出力して解いていきます。

 

栄光ゼミナールでは「CATS@Home」を中心に、通常の学習カリキュラムの他、個別の成績履歴管理や、間違えた問題の類題を、データベースから出力して学習できるシステムも採用しています。

 

夏、冬、春の長期休暇期間の講習では、学期ごとの総復習ができるテキストで学習します。6年生の1学期までに、中学受験に必要な単元を終了させるカリキュラムになっています。6年生の夏休みから10月にかけては、これまでの総復習をします。

 

総復習は、苦手と感じている教科について分析をし、受験勉強に悪い影響が出ないように、カバーをしていくことを目的としています。この後から、志望校別に個別指導を開始します。

 

完全に苦手教科を克服することはできないかもしれません。しかし、小学生は基本的にまじめな子が多く、1つの問題を完全に理解できるまで、次の課題に取り組めないこともあります。この状態では、受験勉強が進まず間に合わなくなってしまうので、ある程度時間がたったら、割り切って次の課題に進むよう指導しています。

 

学習ばかりでは、生徒のモチベーションを保つのは難しいので、栄光ゼミナールでは、「ポイントアップシステム」を導入しています。これは、頑張りをポイント化し、一定のポイントが貯まったら、景品と交換できる仕組みです。

 

例えば、自習室を利用して1時間勉強したら、1ポイント分のシールがもらえるなど、生徒にも分かりやすい、ポイントがもらえる基準なので、頑張った分だけ評価してもらえるのだという、やる気につながります。

 

このように、栄光ゼミナールでは、全体的な学力を高めるためのスモールステップ法を用いて、個別指導を行っています。1つのことにとらわれ過ぎていては、社会に出てもつまずいてしまいます。しかし、家庭で学習していると、保護者が分からない問題に対して、いつまでもこだわって、理解させようとしてしまいがちです。

 

保護者に対しても、正しい受験勉強のあり方などを理解してもらえるように、密に連絡を取り合っています。場合によっては、あまり点数の良くなかったテストの内容について、講師が保護者に説明をすることもあります。これは、PTCと呼ばれる、講師の業務の一つでもあります。(ペアレンツ&ティーチャーズコミュニケーションの略)

 

また、連絡帳もあり、いつでも保護者から相談ができるようになっています。保護者会や個人面談も、学期ごとに行われています。

 

生徒と講師の1対1の面談も、学期が終わるときに行っています。目標と目標達成期限を自分で決める「自己ベスト」というプログラムがあり、これをもとに、振り返りながら、今後について話し合います。

 

大人が敷いたレールの上を歩くのではなく、自分で決めた目標に対して、どう行動するかまで考えられる子供になるように、栄光ゼミナールでは、「自分のトップ校へ行こう」というスローガンの基に指導しています。

 

そのため、栄光ゼミナールは、グループ指導だけでなく、個別指導コースもあります。中学受験勉強だけではなく、スポーツや他の習い事をしながら、自分で決めた目標に向かって、行動ができるのも、魅力の1つです。

 

栄光ゼミナールの学年別の1週間の基本スケジュールは、次のとおりです。(グループ指導の場合)

 

(私国立中入試対策コース)4教科受講

4年生

・平日週3回通塾(算数と国語が週2回。理科と社会は週1回)

・授業時間は塾により異なるが、1コマ45分授業

 

5年生と6年生

・平日週3回通塾(算数と国語が週2回。理科と社会は週1回)

・授業開始時間は塾により異なるが、1コマ90分授業

・土曜日は志望校別特訓時間割となる

 

土日は学年ごとに開催回数が異なりますが、難関選抜ゼミが開催されます。6年生は、この他に、御三家学校別対策ゼミ、入試対策ゼミもあります。

 

(公立中高一貫校受験コース)※開講エリアが限定されている

4年生

・平日週2回通塾(算数と国語のみ)

・授業開始時間は塾により異なるが、1コマ60分の日と40分の日がある

 

5年生

・平日週3回通塾(算数と国語が週2回。理科と社会は週1回)

・授業開始時間は塾により異なる

・算数と国語は1コマ60分の日と40分の日がある

・理科と社会は1コマ60分

・オプションで作文コースがある

 

6年生

・平日週3回通塾(算数と国語が週2回。理科と社会が週1回)

・授業開始時間は塾により異なるが、1コマ60分授業

・オプションで、公立中高一貫校作文コースがある

 

この他にも、定期的に統一模試や、公中テスト(公立中高一貫校適性検査対策テスト)などがあります。

 

市進学院は、フォローを徹底し、各個人に合わせた学習定着化を図る

市進学院は、「めんどうみ合格主義」というスローガンを掲げています。具体的には、授業の前後に分からないところや、自信をもって理解したとは言えないような部分を、講師が個別フォローする「よくできマスターシステム」があります。1人1人に、担当の先生をつけるので、細かいフォローも可能です。

 

分からないことに対してのフォローと、頑張りを認めるフォローが合わさり、子供は自立学習の力がついて、中学受験後もさらに学力が伸び続けていくと考えているからです。他の中学受験塾に比べて、比較的授業時間が少なく、ゆったりとしたカリキュラムです。

 

市進学院のスモールステップ法は、「学習の輪」と呼ばれる学習カリキュラムです。家庭学習の進捗や、分からないところを授業前にフォローして、授業を受けた後、さらに理解できたかを確認するためのフォローをすることの繰り返しです。

 

「学習の輪」は個別に対応ができるカリキュラムなので、中学受験勉強は、小学4年生から始めるのが良いとされていますが、市進学院では、5年生からでも中学受験が間に合います。受講方法も、希望する中学受験校のタイプに合わせて「集団授業」や「個別指導」に分けられます。

 

学習カリキュラムはまず、年間を通したカリキュラムが記載されたスケジュール表とは別に、月単位で計画表が配布されるところから始まります。そこに、個別に毎日どのような勉強をすればよいか、学力別に「ホップ」、「ステップ」、「ジャンプ」の段階に分けて、具体的な学習内容が記載されています。主教材は、市進学院オリジナルの「必修シリーズ」です。

 

「集団授業」は、討論形式の共演授業で進めていきます。講師が一方的に話している授業ではなく、生徒とたくさんやりとりをして、理解力を高めていきます。主教材の「必修シリーズ」は、詳細な解説は記載されていないので、生徒は、共演授業に集中しないと、理解できません。

 

さらに、主に家庭学習で使用する「演習問題・ホームタスク」という教材から、演習問題を4問くらい授業内で解いていきます。他の中学受験塾比べても、授業内で解く問題数は少ないですが、1問1問いろいろな考えを持ち、着実に解けるようになることが狙いです。このサイクルは、6年生の1学期まで続きます。

 

授業後、その日の授業が理解できたかどうかをチェックするために、「定着学習タイム」が設けられています。小テスト形式の教材である「定着チェック」を解いていきます。他の中学受験塾であれば、家庭学習で補う部分ですが、市進学院では、塾にいるうちに確認するシステムです。

 

「定着チェック」をもとに、講師は理解度を確認し、計画表の「ホップ」、「ステップ」、「ジャンプ」のどこまでの課題を自宅で学習させるかを、個別に決定します。理解が不十分と判断した場合には、授業後のフォロータイムで、再度解説します。

 

「演習問題・ホームタスク」のホームタスクの部分が、家庭学習での必修課題です。併せて、漢字や計算のドリルもあります。上位クラスになると、さらに別教材が追加されます。次の授業の30分前のフォロータイムで、宿題の回収をします。また、授業内容の定着度を、小テスト形式の「ホームタスクチェック」という教材で確認します。

 

授業前後にあるフォロータイムは、個別の状況を把握し、家庭学習の仕方を指導するばかりではありません。講師が適切に、生徒に合う家庭学習課題を与えるための、見極めができる良い機会です。学習カリキュラムを繰り返すことで、生徒の学力が上がるだけではなく、講師の課題設定力も上がっていきます。

 

授業前の「ホームタスクチェック」と授業後の「定着チェック」の2教材は、チェック時間のみ配布して、終わったらすぐ回収します。これらの教材を見れば、生徒の理解度や学習状況が把握でき、保護者と連絡を取り合うときのベースになります。

 

市進学院の教材は、目的別に、ページ数が少ないオリジナル教材が何冊もあり、生徒がどれを使ったらよいのか、混乱してしまうことがあるという意見もあります。しかし、いきなりまとめて大量の教材を目にしてしまったら、やる気が出なくなってしまうであろうという考えがあってのことです。

 

学習カリキュラムだけではなく、オリジナル教材も、スモールステップ法を意識した内容になっています。また、授業1コマ当たりの時間が、他の中学受験塾と比べても短く設定されています。これも、だらだら詰め込むだけの授業にならないように、メリハリをつけるためです。

 

1コマの授業が短い分、国語と社会担当の文系科目担当講師と、算数と理科の理系科目担当講師の2人体制で授業を行います。保護者との連絡も、2人で担当します。講師の仕事量は多いですが、この体制により、生徒の文理合わせた宿題量が、調整しやすいので、生徒の負担軽減につながります。

 

このような、スモールステップを繰り返しながら、年間8回実施される「定例試験」で実力をチェックします。1回あたりのテスト範囲が広いので、忘れてしまっていることも、ここでしっかり穴埋めしていきます。それでも分からない部分がある場合は、インターネット回線を使った映像授業を、自宅で受講して理解します。

 

「定例試験」は5年生から、結果に志望中学校の合格判定が付きます。6年生の前期までには、全単元を終了し、受験対策が本格的になります。

 

市進学院は、テストの結果だけを重視せず、宿題の提出や、定着チェックを受けたなどに対して、ポイントを加算する、「教育マイレージ制度」があります。貯まったポイントに応じて、文具などの景品と交換できます。

 

塾にかかわることだけではなく、部活動で公式の大会で優勝した場合にも、ポイントがもらえます。塾以外にも目を向けて、日ごろの頑張りがあるから、結果が出たというプロセスを評価しています。

 

市進学院の学年別の1週間の基本スケジュールは、次のとおりです。

 

4年生

(中学受験総合科)国語、算数、理科、社会の4教科

・平日週2回通塾

・120分授業(ホームタスクチェック30分、定着学習30分の授業込み)

・校舎により時間割が異なる

 

5年生

(中学受験総合科)国語、算数、理科、社会の4教科

・平日2回、土曜日1回の週3回通塾

・平日は120分、土曜日は、前期が160分、後期が260分授業(ホームタスクチェック30分、定着学習30分の授業込み)

・校舎により時間割が異なる

 

(公立中高一貫中学受験コース)国語、算数、理系総合、文系総合

・平日2回

・130分(ホームタスクチェック30分、定着学習30分の授業込み)

・校舎により時間割が異なる

 

6年生

(中学受験総合科)国語、算数、理科、社会の4教科

・平日3回、土曜日1回の週4回通塾

・平日は120分、土曜日は260分授業(ホームタスクチェック30分、定着学習30分の授業込み)

・校舎により時間割が異なる

 

(公立中高一貫中学受験コース)国語、算数、理系総合、文系総合

・平日3回

・130分(ホームタスクチェック30分、定着学習30分の授業込み)

・校舎により時間割が異なる

 

4年生から、塾内のテストで基準点以上の成績の子供や、専用の受講資格試験に合格すると、「プレップコース」という難関中学校受験に向けた、特別講座が受講できます。インターネット配信される、映像授業や、個別指導を集団授業と組み合わせて、通塾することも可能です。

 

年に8回行われる、オリジナル模試の「定例試験」の他、首都圏模試センターが主催する「統一模試」も受験します。

 

enaは公立中高一貫校受験に特化した学習カリキュラムを採用

ena小学部の受験科は、公立中高一貫校受験や、都立中学校受験対応です。4年生までは、国語、算数、理科、社会を勉強して、私立中学校受験と共通する部分を勉強しますが、5年生からは、「適性文系」「適性理系」「作文」「理系演習」「作文演習」を受講します。

 

PERSPECTIVEというそれぞれのテキストがあり、適性検査型入試に特化した内容となっています。

 

適性検査型の問題は、正解が1つだけではない場合が多く、授業を通して訓練が必要です。例えば、都立中の適性検査は、理系の問題が大半を占めるので、5年生のうちに、演習問題をたくさん解いて、力をつけておく必要があります。

 

授業では、生徒に自分の回答を発表してもらい、意見交換をしながら、互いに理解を深めていきます。ある程度の時間が経つと、講師が模範解答を提示します。

 

また、作文ができなければ、公立中高一貫校や都立中学合格はできません。4年生で基礎を覚え、5年生では、理論的な作文の書き方ができるようなトレーニングをします。6年生では、毎週の演習授業で、過去に出題されたテーマについて作文を書き、実践を積みます。

 

enaの家庭学習は、「日々の学習」という反復学習教材の他、授業やテストで解いた問題を、復習ノートにまとめ直す作業があります。4年生までは、計算と国語の反復学習、5年生からは計算だけの反復学習に取り組みます。

 

答えが1つだけではない問題の類題を、自主学習で解いて力をつけようと思っても、家庭ではかなり困難です。授業で取り扱った問題を、授業用ノートを見ずに、復習ノートに解き直すことで、理解力を上げていくことが狙いです。

 

作文や、図表や資料を分析する力は、一度身に付けば簡単に忘れるものではありません。これらは、夏期講習などに復習の時間を設けます。

 

5年生から始まる、「理系演習」「文系演習」は、難関校ではない、一般の私立中学受験レベルの基礎問題を中心に解いていく授業です。公立中高一貫校受験の際の適性検査は、特別な知識はあまり必要ないと言われています。しかし、社会人として身に付けておかなくてはならない基礎力としては必要な内容です。

 

毎回の授業の中で行う小テストで、理解力を確認しながら、基礎的な知識を身に付けて、土台作りをしていきます。

 

難関校の受験を希望するのでなければ、公立中高一貫校対策をメインとしている学習カリキュラムでも、私立中学への合格は十分期待できる内容になっています。

 

enaの学年別の1週間の基本スケジュールは、次のとおりです。

 

4年生

(受験科)国語、算数、理科、社会の4教科

・毎週火曜日と土曜日

・16:50~19:20

 

5年生

(受験科)適性理系、適性文系、作文、理系演習

・毎週火曜日と木曜日と土曜日

・16:50~19:20

 

6年生

(受験科)適性理系、適性文系、作文、理系演習、作文演習

・毎週月曜日、水曜日、木曜日、金曜日

・16:50~19:20

 

5年生は、オプションで9月から全10回の「日曜特訓」が受講できます。都立中受験か、私立中受験かでコースが違います。同じように6年生も日曜特訓がありますが、これは受験する中高一貫校や都立中学別になっています。また、6年生は、「都立中合判」と呼ばれる合格判定模試を受験します。

このページの先頭へ