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おおよその感覚が分かる子供に育てよう

数を数える子供

子供というのは、時に素晴らしい記憶力を発揮します。駅名、車種、昆虫の名前…自分の興味があることについては、事細かに覚えることがあるのです。我が子のそんな能力に気づいたら、誰でももっと深めてあげたいと思うことでしょう。しかし子供を育てる上では、1つの物事を深く詳しく記憶する力と同じくらい、おおよそのことが分かる力も大事にしなければなりません。どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。

 

おおよその時間が感覚的に分かるように訓練しよう

ある物ごとについて、詳細に記憶する力を持っていることは素晴らしいことです。しかし、人間が要領よく生きていくには、それほど詳細でなくても、おおよそのことが分かるという力が必要不可欠です。例えば、時間に関する感覚についてもそれが言えます。

 

人間の脳には、体内時計に関する部分があります。それによっておよそどれくらいの時間が経ったのか、今何時くらいなのかが、だいたいわかるのです。しかし子供はまだこの部分が未発達なため、「おおよそどのくらいの時間なのか」ということを理解するのはとても難しいことです。

 

大人になるまでにこの体内時計をしっかり作動させるためには、小さい頃から時間を意識させ、自分の体で学んでいかせる必要があります。時計を子供にとって身近なものにしましょう。そして「9時になったら幼稚園に行くよ」とか、「3時になったらおやつだよ」という風に、時間を意識させる言葉かけをしていくのです。

 

また「駅までは10分くらい歩くね」などと言葉かけをすれば、10分というのがどのくらいの長さなのか、という感覚が身に付きます。繰り返すうちに、5分はどのくらい、1分はどのくらい、ということまで、感覚的に分かるようになっていくでしょう。

 

時間の感覚を養うには、幼いうちから時間について触れていくことが大切なのです。そうすれば、成長するにしたがって、何かをするためにどれだけの時間が必要なのか、判断できるようになってくるのです。

 

大雑把なことが分かると都合がよい場面

「だいたいこれくらい」ということが判断できる力は、世の中でうまく生きていくには必要な力です。どんな場面で大まかなことが分かると都合がよいのか、2つほどご紹介しましょう。

 

買い物の場面

何かを買いに行くとき、その品物はだいたいいくらくらいのものなのかが感覚的にわかっていると、財布に入れていく額を決められます。「ノートは1冊100~200円くらいだな」と思えば、百円玉2つを入れればいいわけです。ノートを買うときに、1冊の値段を正確に知っておく必要はないのです。

 

この力を身に付けるには、小さい頃からお買い物ごっこをするのがおすすめです。品物に値段をつけて、玩具のお金も用意して、楽しく遊びながら感覚を養いましょう。

 

地図を描く場面

子供が成長していけば、略図を書かなければならない場面が出てきます。友達と遊ぶ約束をして、自分の家を教えたい時には、簡単な地図を描くことができれば説明しやすいでしょう。

 

そんな時、市販されている地図のようなたくさんの情報を書き込む必要は全くありません。それどころか、そんな細かい情報が載っていては、肝心のたどり着きたい場所が分かりにくい地図になってしまいます。目的地まで行くための大事な目印を漏らさず描けば、あとは省いてもよいはずです。

 

それができるようになるには、大まかなところを把握し、必要な情報とそうでない情報とを分けられるようにならなければなりません。

 

このように、大雑把なことが判断できるようになると、生きていく上で楽な場面がたくさんあるのです。大局的に物事を捉える力も、子供には身につけさせたいものですね。

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