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皆間違っていた!妊娠中の歯のケアは今までと同じではNG

2004

妊娠中のデンタルケアを気にする妊婦さんは少ないのかもしれませんが、思わぬトラブルにつながります。妊娠中にお口の中がどうなるのか、どういうケアが必要か見ていきたいと思います。

 

妊娠してもお口のケアはキチンとしよう

妊娠するとお母さんの体ではホルモンの分泌が変化するため、口腔内の環境も変化してきます。具体的には唾液の量が減少したり、口の中が充血しやすくなるといったことが起こります。

 

また、つわりがひどい場合などには歯磨きができず、そのために口腔内の衛生状態を悪化させてしまう人もいます。こうした口腔内の環境の変化と衛生状態の悪化などから、虫歯や歯周病といったトラブルをかかえてしまう妊婦さんも多いのです。

 

つわりの時期などには確かに歯磨きをするのもつらいということはあるかもしれませんが、最低限口をゆすぐといったことは行うようにして、妊娠の初期の頃から口腔内ケアには気を遣うようにしましょう。

 

なお、出産するといろいろと忙しくなり歯の治療をする暇などなくなってしまうことが多いものです。虫歯など、口の中にトラブルがあるような場合には、妊娠の中期、安定期に入ってから歯科医に行ってきちんと治しておくようにした方がいいでしょう。

 

妊娠中の歯科治療はどうする?

産後は余裕がなくなりがちなので歯医者などは安定期に済ませておく方がいいのですが、単純にそうとばかりも言えないこともあります。

 

例えば抜歯をする場合などには、レントゲンを撮影したり局部麻酔を行ったり、抜歯後には鎮痛剤が処方されたり抗生物質を飲んだりしないと行けないことがあるためです。

 

歯医者さんで行われるレントゲンの撮影や局部麻酔程度であれば、胎児にトラブルが発生することはほとんどないとされていますが、それでも念のため妊娠していることを医師に告げた上でどのように治療を行うかを決めるようにしましょう。

 

心配であれば、急がずによいものは出産した後になってから治療をした方がいいものもあるかもしれないからです。

 

昔は子供を生むと歯が1本なくなると言われたこともありました。赤ちゃんがお母さんの体内のカルシウムを取ってしまうので、妊娠中に虫歯になる、と考えられていたことがあったのです。

 

しかし実際にはこれは妊娠したせいではなく、つわりなどによって口腔ケアをおろそかにしてしまったことが原因になっていることが多いもの。妊娠中や産後に歯医者さんにかかりたくなければ、妊娠中もきちんと口腔ケアをすることを心がけるようにしましょう。

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