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作る作業で指先を鍛えよう

工作で指先を使う

折ったり切ったり、組み合わせたり貼ったり。何かを「作る」ということは、指先を鍛えるとてもよい作業です。子供に「作る」作業をさせる時、ちょっとした注意点をおさえれば指先が器用になります。その注意点とはどんなものか見ていきましょう。

 

工作の注意点をおさえて、指先と脳を発達させよう

工作は、指先を使った作業によって成り立ちますから、指先を鍛えるにはもってこいです。その上、完成形のイメージが不可欠ですし、そこに行きつくまでの作り方も考えなければなりませんから、脳も大いに使うのです。

 

もともと工作好きの子供であれば、目の前にある素材から想像を膨らませて、自由に何かを作り始めることでしょう。しかし、工作に対して苦手意識を持っている子供は、なかなかやろうとしないかもしれません。

 

そんな時には、説明書付きの工作キットを使うのもよいでしょう。自分で想像しながら何かを完成させるという工作ではありませんが、それでも指先を使う機会が減るよりはずっとましですから。

 

さて、工作をさせる時には、いくつか注意してもらいたい点があります。まずは、ホッチキスやセロハンテープの使用を最小限にさせるということです。これらは紙などの素材を簡単にくっつけることができる優れものです。しかしその手軽さゆえに、指先の細かな動きを必要としないことがあるのです。

 

ホッチキスもセロハンテープも工作には欠かせないものではありますが、安易に使いすぎないよう、注意しましょう。

 

また、のりで接着した場合は、乾かす時間が必要です。この時間の使い方を考えさせましょう。つまり、乾かしている間ぼーっと待っているのではなく、次の作業に必要なことを考えさせたり、今のうちにやっておけることをやらせたりするのです。

 

慣れてくると、支持されなくても自分でその時間を有効に使えるようになってきますので、さらに脳は鍛えられていくでしょう。

 

折り紙は自由に作らせるのがベスト!

指先を器用に使う作業が必要とされる、折り紙遊び。折り紙の本もたくさん出ていますが、鶴や手裏剣などの折り方を本で知ってその通りに折るのは、大人になってからでも簡単にできます。

 

子供にはぜひ、自由な発想で折らせてみてください。目の前には様々な色の折り紙だけで十分です。好きに折っていいよ、というと、その子ならではの発想で、なかなか面白いものを作ることでしょう。

 

最初からこんな形にしたいと思って折るだけでなく、好きなように折ったら何かの形に似ていた、というのも面白いものです。想像力を膨らませて何かに見立てているわけです。きっと折っては見立て、折っては見立てと、夢中で繰り返すことでしょう。折り方通りに作るよりも、こちらの方が子供の脳を活性化させてくれるのです。

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